腸の健康を良くするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類の発酵食品を食べたほうがいい|オックスフォード大


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■腸の健康を良くするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類の発酵食品を食べたほうがいい|オックスフォード大

Yogurt

by John Benson(画像:Creative Commons)

さあこれからだ

(2016/2/10、毎日新聞)

英オックスフォード大の研究では、多種多様な善玉菌がおり、生存競争が活発なほうが腸の健康によいことがわかった。

オックスフォード大学の研究によれば、腸の中には様々な種類の善玉菌がいて、生存競争が活発な方が腸の健康に良いことがわかったそうです。

腸の健康には発酵食品が良いということが知られていますが、腸の健康をますますよくするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類(メーカー・産地)の発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ・チーズなど)を食べたほうがいいということです。

【善玉菌の助っ人食材】

  • ヨーグルト
  • 納豆
  • 味噌
  • 乳酸菌飲料
  • 塩麹
  • 甘酒
  • ぬか漬け
  • チーズ
  • ピクルス
  • キムチ

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■まとめ

アトピー性皮膚炎の炎症が起きる原因は「細菌の多様性が失われること」|慶応義塾大学によれば、慶応義塾大学医学部の永尾圭介元専任講師が行なったマウスの実験によれば、アトピー性皮膚炎で炎症が起きるのは、皮膚表面での細菌の多様性が失われ、黄色ブドウ球菌などを含む一部の細菌によって皮膚表面が支配されることが原因なのだそうです。

また、多様性は職場の採用においても重要です。

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「いい人ばかり」の職場は均質的なことが多く、職場の均質性は悪い結果を招きやすいからだ。視点の多様性、すなわちダイバーシティは会社が近視眼的になるのを防ぐ、極めて効果的な政策だ。

社会学者のセドリック・ヘリングによれば、人種のダイバーシティと売上高、顧客数、市場シェア、利益の増加には相関があることを発見しています。

職場の均質性は悪い結果を招きやすく、視点の多様性で会社が近視眼的になるのを防ぐと考えられます。

腸の健康を保つためにも、皮膚の健康を保ちアトピーを予防するためにも、よりよい職場作りをするための共通点が「多様性」というのは面白いですよね。

発酵食品が良いからと言って同じもの・同じメーカーのものばかりをとるのではなく、いろんなメーカーのいろんな発酵食品を摂るようにしたいですね。




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