シャラポワが全豪OPでドーピング陽性、引退は否定|テニス


Sharapova

by Yan Nasilevich(画像:Creative Commons)




シャラポワが全豪OPでドーピング陽性、暫定的な処分へ

(2016/3/8、AFP)

陽性反応が出たのはメルドニウム(Meldonium)という物質。2006年から使用していたもので、今年になって禁止薬物に指定された。シャラポワは薬剤を服用する前に、禁止物質のリストを確認しなかったという。

重大発表がされるというニュースから引退するのではないかと噂されていた女子テニス、元世界ランク1位のマリア・シャラポワ選手の口から出たのは、今年1月の全豪オープンテニスでのドーピング検査で禁止薬物が検出されたという衝撃のニュースでした。

ソチ五輪金ボブロワがドーピング違反で選手権欠場

(2016/3/8、日刊スポーツ)

ことしから禁止薬物となった心臓治療に用いるメルドニウムに、1月の欧州選手権後の検査で陽性反応を示した。

2014年ソチ五輪のフィギュアスケート団体のロシア代表の金メダリストもメルドニウムで陽性反応を示したそうです。

露スポーツ相、自転車界には「いかなる種の問題」も存在しない

(2016/2/8、AFPBB)

ブレズニワの処分に先立ち、ロシア選手権の元王者エドゥアルト・ヴォルガノフ(Eduard Vorganov)についても、先月禁止薬物リストに加わったメルドニウム(Meldonium)に検体が反応したことで、所属するチーム・カチューシャ(Team Katusha)からすべての活動を禁止されている。

ロシア選手権の元王者もメルドニウムに検体が反応したことで活動を禁止されたそうです。

共通するのは、ロシアの有力選手であることと、2016年から禁止薬物となったメルドニウムで陽性反応を示したこと。

処方箋を出した医師の責任に話が及ぶと、沈痛な面持ちで「最後は自己責任」と自身の過失を強調した。

シャラポワ選手は「検査で陽性反応が出た。一切の責任を負う」と語っていますが、ロシアチームでドーピングの禁止薬物に対する確認漏れはなかったのでしょうか。







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