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【目次】
■コブクロ黒田俊介さんの病気は「急性肝炎」
コブクロ・黒田俊介「急性肝炎」と診断で入院(2023/10/16、オリコンニュース)によれば、コブクロの黒田俊介さんが体調不良を訴え、医師による診断の結果『急性肝炎』との診断を受け、入院したそうです。
肝炎は、ある原因によって、肝臓の細胞が破壊されて炎症が起こる肝臓の病気の一つ。
肝炎は大きく分けると、急性肝炎・慢性肝炎・劇症肝炎の3つのタイプがあります。
急性肝炎とは、肝臓に炎症が起こり、肝炎が発症して6か月以内に治まるものをいいます。
■肝炎の症状
肝炎の症状としては、全身の倦怠感や黄疸、発熱、吐き気などの症状が現れます。
少しでも上記のような症状が当てはまる場合は、一度受診してみましょう。
急性肝炎の症状には、発熱・のどの痛み(咽頭痛:上は鼻腔・前は口腔・下は食道・喉頭に挟まれた部分が痛む)・頭痛といった「感冒様症状(かんぼうようしょうじょう)」(わかりやすくいえば風邪になったときに現れる症状)が現れます。
肝炎の症状には、風邪に似た症状が多いため、風邪だと思ったら実は急性肝炎だったということもあるそうです。
■肝臓の働きを助ける方法(食事・食品)
たんぱく質の摂取
肝臓の働きを助けるためには、タンパク質は欠かせません。
ただ、タンパク質は糖質や脂質のように体に貯蔵する仕組みがなく、過剰に摂取すると腎臓に負担をかけることもあるので、必要な分だけ毎日摂ることが重要です。
1日の目安としては、卵1個、魚1切れ、肉1切れ(80グラム程度)、豆腐半丁を目安にしましょう。
L-システイン
肝臓の代謝促進に欠かせないLーシステイン 必要量摂取、毎日心掛けてによれば、L-システインは肝臓の代謝促進に欠かせないそうで、また美肌やシミ対策など肌の代謝のためにも重要なのだそうです。
L-システインは、雑穀やハチミツ、柑橘類の皮などに多く含まれているそうです。
タウリン
肝臓(脂肪肝)に良い食事・食品は、タウリンを含む食品です。
肝臓から分泌される胆汁酸には、コレステロールを排泄させる働きがありますが、タウリンを含む食品を摂取するによって胆汁酸の分泌が増え、血液中のコレステロール値も下がります。
●タウリンには、酵素の働きを助ける働きがあるので、アルコールの分解を早め、肝臓への負担を軽くしてくれます。
また、タウリンには、腎臓や肝臓の有害ミネラルである毒素を濾過する機能をUPさせてくれます。
●カキに含まれるタウリンは、肝臓に溜まった中性脂肪を肝臓の外に出してくれ、そして肝臓(脂肪肝)を良くする働きがあるのです。
つまり、タウリンが肝臓に入ると、まず肝臓内の中性脂肪を取り除きます。さらに肝臓から脂肪を外に排出する働きをしてくれます。
食事療法としては、タウリンを含むカキなどを食事に取り入れましょう。
不飽和脂肪酸やオメガ3脂肪酸の油
不飽和脂肪酸は、HDLコレステロールを増やし、LDLコレステロールを減らす働きがあると言われています。
また、オメガ3脂肪酸は、中性脂肪を減らす効果が期待されています。
ルテオリン
エゴマに含まれる「ルテオリン」に脂肪肝・NASH・肝がん予防効果|名古屋市大
名古屋市立大の研究グループ(内木綾助教)が、エゴマに含まれる抗酸化作用が強い「ルテオリン」という成分がNASH(非アルコール性脂肪肝炎)や、それに伴う肝細胞のがん化を抑制することを発表したそうです。
緑茶
緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ない!?お茶カテキンで脂肪が減り肝機能が改善
お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善によれば、非アルコール性脂肪肝(NASH)の患者がお茶カテキン飲料を飲んだところ、脂肪が減り肝機能が改善したそうです。
非アルコール性脂肪肝が起きる原因としては、活性酸素が原因なのだそうで、その改善には抗酸化作用の高いものがよいようです。
レンコン
レンコンのプロスタグランジンで脂肪肝対策|肝臓の中性脂肪濃度が減少
プロアントシアニジンは、肝臓の中性脂肪の元になる脂肪酸が作られることを防ぐことで、肝臓に脂肪として蓄積されるのを抑えてくれるそうです。
プロスタグランジンを肥満・糖尿病のマウスに3週間投与した実験によれば、肝臓の中性脂肪濃度が62%減少したそうです。
まごわやさしい
脂肪肝の改善 内臓を若返らせるプロジェクト|たけしの本当は怖い家庭の医学
さまざまな食材の組み合わせのキーワードは「まごわやさしい」。
- 「ま」は豆類。
- 「ご」はゴマ類。
- 「わ」はわかめなど海藻類。
- 「や」は野菜類。
- 「さ」は魚(魚介類)。
- 「し」はしいたけなどきのこ類。
- 「い」は、いも類。
この食事は、肝臓にどのような影響をもたらすのでしょうか。
脂肪抑え目でミネラル・ビタミン・繊維質が多く、脂肪肝の治療になると考えられるそうです。
また、中性脂肪を抑えるために効果的なEPA・DHA等を含む良質なたんぱく源を多く摂っていることもよいそうです。
オルニチン
アンモニアは細胞内でのエネルギー生産を妨げるため、疲労にも関係するとされており、肝臓で解毒機能が正常に働いていないと、アンモニアが解毒されず、疲労がたまってしまうと考えられます。
そこで、最近では、オルニチンを含む食品を食べることが注目を集めています。
→ オルニチン について詳しくはこちら
肝臓を温める
肝臓を温めるとダイエット効果がある?肝臓を温める3つの方法|#サタデープラス 12月26日
1.肝臓をカイロで温める
肝臓の位置にカイロを貼り、外側から温めると、血流が増加し、代謝アップにつながるそうです。
肝臓の位置は、腹部の右上で、横隔膜の下にあります。
→ 肝臓の機能・働き・位置 について詳しくはこちら
2.毎日「茶節」(カツオ節の味噌汁+緑茶)を食べる
合わせ味噌・かつお節を入れて、緑茶を注ぐとできる「茶節」がよいそうです。
みそ:味噌は肝臓内に肥満を予防するアディポネクチンを作る
緑茶:カテキンは血糖値の上昇を緩やかにする
カツオ節:ヒスチジンは満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを防いでくれる
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3.食後にごろ寝する
ごろ寝をするときに、頭と足を20~30cmほど高くすることによって、肝臓に血液が集まり、肝臓の働きが活性化して、代謝アップにつながるそうです。
10~15分ほどでOK。
30分以上してしまうと、逆効果になってしまうそうです。
C型肝炎・NASHの人は鉄分の摂り過ぎには注意!
肝臓に良い食事は、肝臓の状態によって変わってきます。
C型肝炎・NASHの人は、肝臓にたまった鉄が酸化することで、肝臓に炎症を引き起こすことがあるので、鉄分のとりすぎに注意しましょう。
魚や肉に含まれる赤身や内臓には鉄分が多く含まれます。
■まとめ
「かぜかな」と思っていても実は肝臓の病気だったということもあります。
風邪に似た症状が現れ、また肝機能が低下した時の症状に当てはまる場合には、一度血液検査を受けましょう。
■肝臓の病気の症状
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