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ごくわずかな血液で大腸がんを発見する検査方法を開発-国立がん研究センター

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by Neeta Lind(画像:Creative Commons)

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ごく僅かな血液で大腸がん発見の検査方法

(2014/4/30、NHK)

ごく僅かな血液から早期の大腸がんを見つける新たな検査方法を開発したと、国立がん研究センターのグループが発表しました。

国立がん研究センターの分子細胞治療研究分野の落谷孝広分野長らのグループは、ごく僅かな血液から大腸がんを発見する検査方法を開発したそうです。

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大腸がんは年間およそ10万人が発症する国内で2番目に多いがんで、早期発見が重要ですが、便に含まれる血液を調べる現在の大腸がん検診は、実際にがんが見つかる確率は低いとされ、課題となっています。

これまでの大腸がん検診はがんが見つかる確率が低いのが課題であり、患者の負担も大きい方法でした。

グループは、大腸がんの細胞が分泌する特殊な血液中の微粒子を発見し、早期の大腸がん患者194人の血液を調べた結果、およそ50%の患者からこの微粒子が検出されたということです。

健康な191人の血液からは検出されなかったということです。

<中略>

グループは、この微粒子を1滴にも満たないごく僅かな血液からおよそ1時間半で検出する方法も開発したということで、数年後の実用化を目指したいとしています。

ごく僅かな血液から、しかも1時間半で大腸がんを検出する方法を開発したということで患者の負担も少なく、また以前の方法よりも確度が高い方法となれば、大腸がんの早期発見・早期治療につながりそうですね。

ところで、以前大腸がんを血液一滴で早期診断-神戸大などという記事をご紹介しましたが、今回の方法とどちらのほうがより利用者にとって良い方法なのか気になります。

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Griechische Asprin

by Dirk Vorderstraße(画像:Creative Commons)

アスピリン、一部の大腸がんに効果? 米ハーバード大

(2012/10/25、朝日新聞)

鎮痛剤のアスピリンが、ある特定の遺伝子に変異がある大腸がん患者については死亡率を減らす効果がある、との論文が、25日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。

アスピリンが一部の大腸がんに対して効果があることが期待されているようです。

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大腸がん、男性の方が進行が早い|オーストリア研究

Businessman

by Drew Coffman(画像:Creative Commons)




大腸がん、男性の方が進行が早い オーストリア研究

(2011/10/11、AFPBB)

大腸がんの男性患者は同年代の女性患者よりもがんが進行している傾向があるとする研究結果が、前月27日の米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に発表された。

大腸がんは、男性のほうが女性より進行が早い傾向があるそうです。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

性差によって、がんの進行度合いが違うのであれば、何かそこにポイントがあるのかもしれませんね。







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最近の研究によると、食物繊維による大腸がんの予防効果は認められていないようです。

しかし、食物繊維の摂取量が極端に少ないと、リスクが上昇するという結果は出ているそうです。

そのため、大腸がん予防のためには、食物繊維の量はある程度摂れば十分であり、多く摂ってもその予防効果は変わらない可能性が高いようです。

大腸がんを血液一滴で早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指標)」を発見|神戸大など

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by Neuroscience News(画像:Creative Commons)




血1滴で早期大腸がん診断 神戸大院グループ

(2012/7/13、読売新聞)

神戸大は12日、同大学院医学研究科の吉田優准教授らの研究グループが、1滴の血液で大腸がんを早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指標)」を発見したと発表した。これまで使われている腫瘍マーカーなどは、初期の大腸がん患者への感度が低く、早い段階で正確に診断できなかった。研究グループでは「5年以内の実用化を目指したい」としている。

神戸大・吉田優准教授らの研究グループによれば、血液一滴で大腸がんを早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指標)」を発見したそうです。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

また、今回の研究は糖尿病やうつ病などさまざまな病気の診断にも利用できる可能性があるそうです。

吉田准教授は「必要な代謝物の組み合わせにより、うつ病や糖尿病など様々な疾患の診断に応用できる可能性がある」としている。







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長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしい

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by We have moved! Please visit /highwaysengland(画像:Creative Commons)




■長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしい

長年のデスクワークとがんの関連性

(2011/6/21、WSJ)

デスクワークを続けると、心臓病などの慢性的な病気にかかりやすいと長い間考えられてきたが、アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー誌に発表された研究によると、デスクワークは大腸がんのリスクを増加させる可能性があるという。

ここで言うデスクワークとは、長時間イスにすわったままであるなど、エネルギー消費が非常に低い活動を指す。

デスクワーク(長時間椅子に座ったままでの仕事など)は、大腸がんのリスクを増加させる可能性があるそうです。

長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしい

(2011/1/18、ロケットニュース24)

長時間イスに座らないことも大切だが、イスやソファに座っているときは何度か適度に休憩をとることがとても大切らしい。

たとえ1回に1分でもいいから、ちょっとした気分転換のための休憩をとることは、心臓やウェストのためには良く、しかも休憩の回数は多ければ多いほど良いそうだ。

この記事で紹介されている研究によれば、長時間椅子に座るということは、健康にとって悪い行動であるということがはっきりしたそうです。

ヒーリー博士のこの研究結果は、特にオフィス内で大きな意味がありそうだ。

「定期的に休憩をとることは、比較的に簡単に職場環境に導入することができますし、しかも作業の生産性を決して損ねることはないでしょう」と、ヒーリー博士は言っている。

ヒーリー博士が提案する具体的なアドバイスとしては、

・電話の時は、席を立つこと
・同僚には電話やメールではなくて、会いに行って用件を伝えること
・会議は立ったまま行うこと
・違う階のトイレに行くこと
・ゴミ箱やプリンタなどを一ヶ所にあつめ、そしてそこまで歩くようにすること
・エレベータのかわりに、階段を使うこと

こまめに席をたつ必要があるオフィス環境を作ることが、会社側にとって必要な時代になってきているようですね。

 

座っていると健康を損なう―こまめに休憩を取ったほうがいいはっきりとした理由

たとえ君が毎朝ランニングをしていても、ジムの常連でも、そんなことは関係ない。

もし一日の残りの時間のほとんどの時間を車内やオフィスのイスや自宅のソファの上で過ごしているとしたら、君は君自身を肥満や糖尿病や心臓病や様々なガン、そして短い寿命のリスクにさらしていることになるんだ。

ま、別の言葉で言うなら、いくら必死に運動していたとしても長時間座る姿勢でいることは君の健康にとって良くないことなんだ。

少なくともそれがここんとこの研究の結果さ。

定期的に運動をしている健康な人々がいたとして、その中で座って過ごす時間が少ない人達に比べて長時間座っている人たちの方がウエストが太くて血圧や血糖値の数値も実際良くないんだ。

毎日テレビの前に3時間座っている人たちの中では運動しているいないにかかわらず、体の状態は変わらないんだ。

つまり、せっかくがんばってジョギングしても長時間座っていることで、その効果も相殺されてしまうみたいだね。

長時間椅子に座るような仕事をしていては、健康を損なってしまうという記事ですね。

せっかく毎朝ジョギングしたり、ジムに通うという健康的な習慣をもっていても、その効果が長時間座ってしまう習慣を持つことで相殺されてしまいかねないということです。

この記事によれば、長時間座る習慣を続けていると、

  • 肥満糖尿病、心臓病、ガンなどのリスクが高まる
  • ウエストが太くなる
  • 血圧や血糖値の数値が悪くなる

そうです。

なぜ、長時間座ることが健康にとってよくないのでしょうか?

一つは座るってのはとっても受動的な行為だってこと。

大人しくイスに座ってるぐらいなら、ガムをかんだり、貧乏揺すりをしたほうがより多くのエネルギーを消費することになる。

座ることに比べたら一箇所にじっと立っていることは大変なことなんだ。

立っているためには足の筋肉に力を入れないといけないし、背中や肩の筋肉も動員しないといけない。

それに立っていると片足からもう片方の足へ重心を移したりするしね。

こういう行為がいちいちエネルギーを使ってくれるんだ。

座ることよりも立っていることのほうがより多くのエネルギーを消費できるようです。

つまり、僕らが座っている時は、体の代謝に必要な仕組みをストップさせているってことなんだ。

筋肉が活動しないことによって影響を受ける物質はリパーゼだけじゃない。

普段からよく歩く男性たち(大体1万歩以上)に階段の代わりにエレベーターを使ったり、職場まで歩いて行く代わりに車で行ってもらったりして歩く量を減らしてもらう(一日当たり1350歩ほどマイナス)実験を行った。

2週間経ってみると、彼ら全員の体の糖分や脂肪の代謝機能が低下したんだ。

体脂肪率までも変化した。

つまり、太ったんだ。

これはまさに糖尿病へと続く道の一歩だ。

逆に、多くの時間を座って過ごす人たちを対象にした研究では、こまめに立ち上がったり、ストレッチをしたり、廊下を歩いたりして休憩を取っている人たちでは、じーっとイスに座って自分の世界にこもっている人たちよりウエストは細くて糖分や脂肪の代謝も良いという結果が得られた。

座っているときは、体の代謝に必要な仕組みがストップされているそうです。

普段からよく歩く人達に歩く量を減らしてもらう実験を行うと、糖分や脂肪の代謝機能が低下し、体脂肪率が増加したそうです。

 

■まとめ

長時間椅子に座る習慣を続けていると、健康や美容にとって良くないようです。

生活習慣を改善したい人やダイエットしたいという人で長時間椅子に座るような習慣を持っている人は、まず立つ習慣を増やすようにしましょう。







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Christine at her stand-up desk

by Shawn Porter(画像:Creative Commons)

Stand-up deskの例

 

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