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直腸性便秘解消法|治し方(食べ物)・原因|#ためしてガッテン(#NHK)

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2010年4月21日放送のためしてガッテン(NHK)では、「頑固な便秘が治った!腸スッキリ最新対策術」を取り上げました。




【目次】

■直腸性便秘とは

in the crapper

by Erica Kline(画像:Creative Commons)

今回取り上げたのは、「直腸性便秘」

【直腸性便秘と普通の便秘の見分け方】

  • 残便感が続く
  • 強く息んでも出にくい
  • トイレの回数は普通もしくは多い

直腸性便秘の原因の一つに、「骨盤底筋(こつばんていきん)」という筋肉があるそうです。

骨盤底筋とは、骨盤の底で膀胱や子宮、直腸などが下がらないように骨盤から支えている筋肉群なのだそうです。

この骨盤底筋が弱くなると、頻尿や尿もれの原因ともなるそうですが、この骨盤底筋が便秘の原因ともなるそうです。

人間は、便を出すときに、無意識に骨盤底筋を緩めているそうです。

骨盤底筋が緩むことにより、肛門と直腸の角度が真っ直ぐになり、肛門が緩み、便がスムーズに排出されるようになっているそうです。

しかし、直腸性便秘の場合は、逆に骨盤底筋が緊張してしまい、便が出なくなってしまうのだそうです。

この直腸性便秘の場合、便秘解消法としてよく聞く、便のかさを増やす「不溶性食物繊維」や、大腸の働きを活発にする便秘薬は、かえって直腸の負担を増やしてしまい、症状を悪化させてしまう場合があるそうです。




■便秘解消に役立つ食べ物とは?

便秘解消に役立つ食べ物とは、意外や意外「ごはん」なのだそうです。

超意外!効果バツグンのあの食べ物 – ためしてガッテン(NHK)

2007年に発表された論文で、私たちの超身近な食べ物に便秘の予防効果があることが示されました。

それはなんと「ご飯」

4000人近い日本人女性の食生活を調べたところ、ご飯の摂取量が少ないグループ(中央値79グラム)に比べておよそ3倍多いグループ(251グラム)では便秘の割合が4割も少なかったんです。

ごはんの摂取量が少ない人に比べて、3倍ほど多く摂取するグループでは、便秘の割合が4割も少なかったそうです。

なぜ、ごはんが便秘解消に効果があるのでしょうか。

便秘の人の大腸では、便の水分が少なく硬くなっていることが出しにくさの原因の一つです。

便秘解消法として水分を摂取する事がすすめられていますが、水分をそのまま摂取しても多くは胃や小腸で吸収され、大腸まで到達しません。

一方、ご飯は消化されつつも水分を保持したまま大腸に至り、便を軟らかくする効果があると考えられています。

水分をとることが便秘解消方法のひとつとして言われていますが、水分の多くは、途中で吸収されてしまい、大腸まで到達しないそうです。

ご飯の場合は、水分を持ったまま大腸まで到達するので、便の水分が少なく硬くなっている場合の便秘の解消に役立つと考えられるようです。

■直腸性便秘を予防する方法

1.前傾姿勢にする

前傾姿勢にすることで、便がスムーズに直腸に送られます。

2.腹筋だけに力を入れる

お腹の横の筋肉(せきをしたときに動く筋肉)に力を入れる。

3.かかとを上げる

かかとの上げる角度は20度。腹筋の力を腸にかけやすくなるそうです。

※大事なことは強く息まずに出せるようになること。

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