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健保組合の92%が赤字見通し=09年度、給与減が影響|健保連




健保組合の92%が赤字見通し=09年度、給与減が影響-健保連

(2009/4/11、時事通信)

健康保険組合連合会(健保連)は11日までに、大企業の会社員らが加入する全国の健康保険組合の2009年度予算を集計した。

赤字組合の割合は過去最高の約92%(1360組合)に達し、赤字総額は過去最大となった昨年度とほぼ同水準の6152億円となる見通しとなった。

<中略>

高齢者医療制度への拠出金負担が組合財政を圧迫しているほか、景気低迷による加入者の給与・賞与減で保険料収入が約440億円落ち込むことが影響している。

健保組合の92%が赤字の見通しだということです。

赤字になっている理由としては、加入者の給与減などにより、保険料収入が減少していることや高齢者医療制度への拠出金負担が増加していることも影響しているようです。

また、今後メタボ健診の受診率が目標値に到達しない場合のペナルティーなどもあり、このままでは健保組合の存続は難しいかもしれません。







男と女は「美」の把握が異なる|男性の場合は、ものの絶対的な位置に関する知覚に優れ、女性はものの相対的な位置に関する知覚に優れている

Man and Woman Hugging

by Nan Palmero(画像:Creative Commons)




男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかに

(2009/2/26、WIRED)

男性の場合、美しいと感じられる画像によって活性化される脳の部位は、ものの絶対的な位置(X軸、Y軸の座標平面上のどこにあるか)の把握をつかさどる箇所だ。

女性の場合も、美しいと感じられる画像によって脳の同じ箇所が活性化されるが、そのほか、ものの相対的な位置(上下や前後関係)の把握に関わる部位も活性化される。

この違いはおそらく、われわれの先祖が狩猟採集生活をしていた頃の進化論的圧力の結果生じたものと考えられる。

この発見は、『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)オンライン版に2月23日(米国時間)付で掲載された

脳の研究によって、男女の「美」に関する把握の違いが明らかになったそうです。

男性の場合は、ものの絶対的な位置に関する知覚に優れ、女性はものの相対的な位置に関する知覚に優れているということのようです。

それは、狩猟採集生活における役割の違いが現れているそうです。

「今日、狩猟採集生活をしている集団では、男性が狩猟を、女性が採集を担当している。この体制が先祖たちの行動にも当てはまるとすれば、男性には空間定位能力を高める方向で、女性には食べられる葉や茎を見分ける能力を高める方向で、選択圧がかかったものと考えられる」とCela-Conde教授は語る。

性差について様々な研究が行なわれていますが、今回の説が正しければ、人間の体にはいまだに狩猟採集していた時代の影響が残っていることに驚きですね。







Lonsdaleite(ロンズデーライト)|ダイヤモンドはもはや世界で最も硬い物質ではない

Diamond ball

by Pavlina Jane(画像:Creative Commons)




ダイヤモンドはもはや世界で最も硬い物質ではない

(2009/2/25、GIGAZINE)

長らく天然で最も硬い物質とされてきたダイヤモンドですが、ダイヤモンドより硬い天然物質が存在していたようです。

「Lonsdaleite(ロンズデーライト:結晶学者キャサリン・ロンズデールにちなみ命名)」と呼ばれ天然では極めてまれな物質が、ダイヤモンドより58%硬いことが明らかになりました。

詳細は以下から。Itv News | Diamond is no longer nature’s hardest material

ロンズデーライトはダイヤモンドと同じ炭素原子の結晶で、その結晶構造から「Hexagonal diamond(六方晶ダイヤモンド)」とも呼ばれます。

Lonsdaleite(ロンズデーライト)はダイヤモンドより硬い天然物質なのだそうです。

それにしてもダイヤモンドより硬い物質があるとは、おもいませんでした。

これからは、世界一硬い物質と言えばというクイズがあると、

「ロンズデーライト」

ということになるのでしょうね。







【関連記事】

釈由美子 難病の「ギラン・バレー症候群」にかかった?




釈由美子 10万人に1人の難病にかかった?

(2009/2/22、JCASTニュース)

女優の釈由美子さんが2009年2月22日、難病の「ギラン・バレー症候群」にかかったとブログで明かした。

10万人に1人か2人という珍しい病気だが、釈さんの場合はごく軽度で、医者から「1週間ほどで完治する」と言われたという。

その後ブログを削除し、「心配しないで」という短いものに書き換えている。

記事によると、釈由美子さんがギラン・バレー症候群にかかったとブログで公表したそうですが、その後そのブログ記事を削除し、別の記事に書き換えたそうです。

ブログによると、釈さんは高熱と腸炎を伴う風邪をひき、症状がおさまったと思ったころに、手足がしびれ「金縛り」のように全身が動かなくなってしまった。

マネージャーを呼んで病院に連れて行ってもらったところ、医師から「ギラン・バレー症候群ですね」と診断されたという。

ギラン・バレー症候群は、運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気。

人口10万人あたり年間約1~2人がかかるといわれる難病で、国の難治性疾患克服研究事業の対象となっている。

 難病情報センターのホームページによると、風邪をひいた後などに発症することが多い病気で、手足が動かせなくなるほか、顔面の筋肉にも力が入らなくなって、呂律が回らなくなったり食事が困難になったりすることがある。

多くの場合は1年以内にほぼ完治するが、障害が残る人も2割ほどいるという。

あまりに心配した人が多くいたため、記事を削除したのかもしれません。

元気に回復していたらよいのですが、ちょっと心配なニュースでした。

【追記】

釈由美子、ブログで難病告白も…削除

(2009/2/23、サンケイスポーツ)

女優の釈由美子(30)が22日、難病の「ギラン・バレー症候群」と診察されたことを自身のブログ上で明かした。

手足に力が入らなくなる症状が出る病気だが釈の場合は極めて軽く、ブログを見た同医師から「末しょう神経炎ぐらいのレベルに過ぎない」とあらためて説明を受けたため、同日中に急きょ文章は削除。

釈さんを担当した医師によると、末しょう神経炎と診断してもいいくらいの軽いレベルだったそうです。

心配したファンの方はほっとしたのではないでしょうか。

ただギラン・バレー症候群は風邪の後遺症で発症する場合もあるが、重い症状の場合だと女優の大原麗子(62)や元外相で自民党参院議員の川口順子氏(68)らのように、歩行障害などを引き起こし、数カ月以上の静養を強いられるようなケースもある。

ただし、ギラン・バレー症候群は大変な難病のようですので、是非体には注意してほしいものです。







不妊治療で別人の受精卵…なぜこのようなことが起きたのか?

Hip

by Lucas Cobb(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 不妊 > 不妊治療で別人の受精卵…なぜこのようなことが起きたのか?




不妊治療で別人の受精卵…女性が香川県を提訴

(2009/2/19、産経新聞)

県の発表によると、女性は昨年4月ごろから同病院の産婦人科で不妊治療を受けていた。

同年9月中旬、受精卵を培養する際、担当の医師(61)が作業台上にあった別の女性の受精卵を入れた容器と誤って取り違えたとみられる。

妊娠から約9週間後に中絶手術を行ったという。

不妊で悩まれ、長期にわたる不妊治療の末、ようやく授かった赤ちゃんだったでしょうに・・・。

大変残念な思いをされたことと思います。

しかし、その他のニュース記事によると、今回のような受精卵取り違えにヒヤリとしたことがある施設は少なくないようです。

【関連ニュース】

受精卵取り違え 半数の施設でヒヤリ 妊娠中絶「聞いたことない」 

(2009/2/20、産経新聞)

不妊治療は、技術が確立されるにつれ一般化してきたが、事故につながりかねない「ヒヤリ」とするケースも増加。

蔵本ウイメンズクリニック(福岡)の福田貴美子看護師長らが全国114の施設に行った調査では、49%の施設が「患者取り違えや精子の混同などを、身近に感じたことがある」と回答した。

記事によると、以上のようなことがないように、日本産婦人科学会は12年に「精子や卵子、胚(はい)の培養や保存の際に、父母が誰か分かるように識別する」「実施施設や保管場所の管理を厳重にする」といった通知をしているそうです。

そのような通知を行った上でおこったことだというならば、早急に対策を講じる必要があると思います。

今後このようなことがないよう、取り違えるミスが起きないような不妊治療の方法を考えていくべきだと思います。

→ 不妊の原因・不妊治療・妊活 について詳しくはこちら

→ 男性不妊 について詳しくはこちら







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