> 健康情報 > 病気・症状 > 肺の病気 > COPD(慢性閉塞性肺疾患)
「階段をのぼると息が切れる」、「風邪でもないのにせき、たんが続く」という方はいませんか。
もしかすると、COPD(慢性閉塞性肺疾患)という肺の病気かもしれません。
あまり聞きなれないCOPDという病気ですが、2020年には全世界の死亡原因第3位になると予想されているそうです。
そこで、COPDの症状・原因・予防について紹介します。
【目次】
COPDとは、気管支や肺に炎症が発生し、息を吸うことができても吐き出せなくなる病気のこと。
COPDは、炎症が長期にわたる慢性気管支炎や、酸素を取り込む肺胞が壊れる肺気腫などの総称です。
長期にわたって喫煙していて、3週間以上咳が続いている場合には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の可能性があります。
これはタバコの煙によって肺が傷みやすい体質のかたに生じる病気で、進行すると日頃からたんとせき、動作時の息切れがみられます。
咳(せき) 痰(たん) 息切れ
重症化すると、呼吸困難で全身状態が悪化することがあります。
COPDの主な原因は喫煙だといわれています。
COPDになる前に、ぜひチェックしてみましょう。
【準備するもの】
マッチ ボールペン
【マッチ吹きテストのチェック方法】
マッチに火をつける。火が消えないように、マッチの軸にまで火を燃え移すようにしてください。 マッチを口から15cm離れた位置に持っていく。ボールペンの長さが約15センチなので、ボールペンを目安にするとわかりやすいそうです。 口を大きく開けた状態で息を吹きかけ、マッチの火を消してみましょう。息を吐くときに、口をすぼめないように注意してください。
マッチの火を吹き消せない場合は、COPDの可能性があるそうです。
COPDの可能性がある方は、ぜひ病院で診てもらいましょう。
詳しい検査は、専門医に診ていただくことをおすすめします。
COPDの原因の大半は喫煙で、喫煙の期間が長く、本数が多いほど発症、進行の危険が増すので、まずは禁煙することが重要です。
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