[腰痛の原因1]筋肉疲労や筋力の低下による腰痛
筋肉が原因の腰痛には、筋肉疲労による腰痛と筋力低下による腰痛の2種類があります。
筋肉疲労による腰痛の原因
- 長時間のスポーツによる筋肉疲労
- デスクワークや車の運転など同じ姿勢をとり続けることによる筋肉疲労。筋肉に乳酸などがたまり、筋肉がこわばり、ハリがでてきます。
- ストレス
- 寝不足
- 足に合わない靴(常に筋肉が緊張した状態になるため、疲労が溜まりやすい。)
筋力低下による腰痛の原因
- 運動不足による筋力低下(背筋より腹筋が弱いと腰痛になりやすい傾向がある。)
- 体が硬い(体が硬いと身体を動かすときに筋肉への負担が大きい)
- 肥満
予防
筋肉疲労による腰痛の予防
筋肉疲労による腰痛の場合は、ストレッチ、腰痛体操などで筋肉をよくほぐしましょう。
筋肉の緊張がほぐれると疲労物質がたまりにくくなり、筋肉疲労やハリが解消されます。
また、ゆっくりお風呂に入って疲れを解消して腰痛を予防しましょう。
筋力低下による腰痛の予防
筋力低下による腰痛の場合は、運動不足と肥満を解消しましょう。
肥満になると脂肪が血管を圧迫するため、血行が悪くなります。
ストレッチや体操などの運動をすることで肥満の解消と筋力UPをしましょう。
スロートレーニングなども注目です。
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コルセット筋トレーニング
おへそを引っ込める運動で腹横筋を鍛えると腰痛、ひざ痛によいそうですが、それはなぜなのでしょうか?
おへそを引っ込めると「腹横筋(ちょうおうきん)」が働くそうです。
腹横筋は、腰骨よりちょっと内側の柔らかいところで、軽く咳をしてみると動くところです。
おへそを引っ込めるトレーニングをすると、腹横筋が太く強くなっていきます。
腹横筋は、腰周りを支え、姿勢を維持するのに重要な働きをする、いわば「天然のコルセット」です。
腹横筋を鍛えることによって、姿勢が安定し、腰痛の予防・改善につながるそうです。
しかも、姿勢よく歩けることにつながるため、ひざへの負担も減らせる効果があるそうです。
【おへそ引っ込め体操1】
呼吸を止めずに、おへそを引っ込めたまま、30秒間キープ
※腰骨の左右のでっぱりの内側の部分が、硬くなることを確かめる
【おへそ引っ込め体操2】
手とひざを床について、背中が反らないようにして、おへそを引っ込めながら、片手を上げて、その反対側の足を上げ、体の水平を保つ。
※おへそ引っ込め体操はジャンプやゆっくりジョギングなど運動中に取り入れると効果的。
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