by Brandon Koch(画像:Creative Commons)
(2012/2/13、クローズアップ現代ブログ)
取材VTRによると、
不妊治療・検査を行ったことのある夫婦は、6組に1組。
女性の社会進出で、晩婚化が進んでいます。
35歳を過ぎて不妊治療を行い、
そこで「卵子の老化」を知る人が増えているとのこと。「卵子」の元になる細胞は、産まれたときから体の中にあるそうです。
毎日作られる「精子」とちがい、新しく作られることはないそうです。
年齢を重ねるほどに、「卵子」も歳をとり(老化し)、
減り続けるということです。
今では、「美魔女」という言葉があるように、40代の女性でも20代のような外見の人もいますが、体の中は年をとっているわけです。
体が老化するというのはごく自然なことですが、卵子も老化しているというのは驚きでした。
だからこそ「若いうちに卵子を凍結しておく」というような方法が生まれているんですね。
しかし、不妊は女性だけの問題ではありません。
不妊の原因の半分は男性にあり、不妊の原因の大半は精子の質が問題となっています。
片方だけが問題を抱えるのではなく、こうしたことを一緒に考えていかないといけないとおもいます。
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【参考リンク】
- 産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~ - クローズアップ現代(NHK)
公開日時: 2012年2月15日 @ 03:00