> 健康・美容チェック > ダイエット > ダイエットの基礎知識 > ダイエットしても痩せない女性がもつ4つの誤解とは?
「ダイエットをこんなにしてるのに痩せない!」
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
もしかすると、あなたが何気なくしていることがダイエットしても痩せない原因になっているのかもしれません。
ダイエットしても痩せない女性がもつ4つの誤解を知って、あなたのダイエット方法を見直してみましょう!
【目次】
1.睡眠時間が長いほど脂肪が蓄積される?
by Tony Alter(画像:Creative Commons)
ダイエットしても痩せない女性は減量について誤解しているかも?
(2012/3/15、サーチナ)
1つ目の誤解は、「睡眠時間が長いほど、脂肪が蓄積されてしまう」というもの。
実際はまったく逆で、睡眠不足が脂肪の蓄積を招くそうです。
人間は睡眠中に成長ホルモンが分泌されますが、成長ホルモンは脂肪の分解を指示する役割も持っています。
しかし、深い睡眠が不足すると、脂肪を分解する成長ホルモンの分泌も不足してしまい、脂肪が蓄積されてしまうそうです。
睡眠と肥満は深い関係があります。
ここでカギを握るのが、食欲を調整する二つのホルモン、グレリンとレプチンです。
グレリン:脳の食欲中枢を刺激して食欲を感じさせる作用をもつホルモン。
レプチン:脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きをもつホルモン。
一晩寝不足しただけでも、グレリンの過剰とレプチンの低下は起こる、つまり、太りやすい体になるようです。
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2.摂食
2つ目は「節食」という誤解です。
野菜や果物にも脂肪やタンパク質、糖類が少量含まれていますが、野菜や果物は胃にとどまる時間が短く、すぐ空腹感にさいなまされることになります。
空腹感に負けて再び野菜や果物などを食べてしまうとダイエットが成功しないそうです。
また、節食は栄養不足に陥る可能性もあり、健康にも良くないそうです。
低炭水化物にすることがダイエットとして大事と言われていましたが、糖質を控えるダイエットでは痩せないという意見もあります。
森谷敏夫さん「糖質を控えるダイエットではヤセない!」|たけしのニッポンのミカタ 10月22日
■糖を抜くから太る?!
現代女性は、糖質を控えるダイエットをしている人が多いようですが、この糖を摂取しない食生活によって、隠れ肥満が増えているそうです。
隠れ肥満とは、見た目はスリムであるにもかかわらず体脂肪率が高いタイプの肥満のこと。
隠れ肥満には注意が必要で、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こすこともあるそうです。
糖質を控えるから太る(≒糖質をとることで太りにくくなる)という理由については、
1.
糖質不足の生活を続け、蓄えていたグリコーゲンも枯渇してしまうと、人間は筋肉のたんぱく質を分解してブドウ糖を作り出すため筋肉がやせ細り、太りやすい身体になってしまう
森谷さんによれば、糖質をカットすると体重は減少するのですが、実際減っているのは水分であり脂肪はほとんど減らないのだそうです。
余ったグリコーゲンは約4倍の水と結合して貯蔵されます。
糖質を控えるダイエットをすると、蓄えていたグリコーゲンを分解し、脳のエネルギーとして使われてしまい、その際、グリコーゲンと結合していた水も一緒に排出されることになります。
つまり、体重は実際よりも4倍早く体重が落ちることになるのですが、この時脂肪は減っていないのです。
糖質を控えるダイエット
→グリコーゲンが枯渇
→筋肉のタンパク質を分解し、ブドウ糖を作り出す
→筋肉が減少
→基礎代謝が低下し、太りやすい体になる
2.
隠れ肥満傾向にある女性に糖質の多い食事(糖質6割)を2週間続けてもらったところ体脂肪が減少したそうです。
3.朝食を抜く
3つ目は「朝食を抜く」という過ちです。
朝食には代謝を向上させる働きもあり、活力あふれる1日を送るためにぜひとも食べたいところです。
朝食を抜くことで代謝が悪くなり、カロリー消費も低下してしまうといいます。
朝食(たんぱく質が大事)をとると、内臓の時計遺伝子がリセットされ、エネルギー代謝が始まるそうです。
タンパク質が少ない朝食をとる、もしくは朝食をとらないと、脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断し、そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタートするそうです。
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時計遺伝子が一日ごとにリセットされ、また新たに時計の針を動かしている。
体の場所によってリセット方法が違う。
脳:朝日がリセット方法
朝日を浴びることで脳のリズムがスタート
内臓:朝食がリセット方法
※内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要。
朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かす。
すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまる。
そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。
すると、すでに活性化している脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断します。
そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタート。
4.高すぎる目標を定める
4つ目は「高すぎる目標を定める」という誤解です。
高い目標は努力の源になるとの考えもありますが、高すぎる目標はかえってストレスになるので要注意です。
目標を持つ事自体は悪いことではないと思います。
ただ目標自体がストレスとなって、諦めてしまい、ダイエットをやめてしまうきっかけとなっては、元も子もないですよね。
ダイエットは簡単に結果が出ないものですので、小さなゴールを多く作ることで、小さな達成感を積み重ね、それを達成するごとに自分を褒めてあげる(ご褒美)ことで継続しやすい状態を作る事がいいのではないでしょうか。
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