by David D(画像:Creative Commons)
<インフル退治>まず歯磨きから 口内細菌、薬効きにくく
(2015/2/15、毎日新聞)
口の中が不潔だとタミフルなどのインフルエンザ治療薬が効きにくくなる可能性があることが分かり、落合邦康・日本大教授=口腔(こうくう)細菌学=らの研究チームが近く、高齢者を対象に検証のための疫学調査を始める。
口の中の細菌が感染の進行に関わっている可能性があるそうで、口の中が不潔だと、インフルエンザの治療薬が効きにくくなる可能性があることがわかり、落合邦康・日本大教授らのチームが疫学調査を始めるそうです。
チームのこれまでの研究で、歯垢(しこう)に含まれる2種類の細菌がNAを作り出し、ウイルスの増殖を助けることが分かった。
インフルエンザウイルスはのどや鼻の奥で感染、増殖するのですが、口の中の細菌がインフルエンザウイルスの増殖を助けている可能性があるようです。
歯磨きを徹底することで、インフルエンザの予防や重症化を防ぐことにつながることが期待されます。
最近のニュースによると、歯周病は様々な病気・生活習慣病と関連があるといわれています。
例えば、肺炎、骨粗鬆症、糖尿病、心筋梗塞、メタボリックシンドローム、がん、動脈硬化、LDLコレステロールに関係があるといわれています。
これからは、歯磨きをしっかりすることがもっと重要だと言われるようになるのではないでしょうか。
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