夏に「大人ニキビ」ができる3つの原因とは?

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■夏に「大人ニキビ」ができる3つの原因とは?

Sun

by Loredana Lavino(画像:Creative Commons)

洗いすぎが原因!?夏のニキビが悪化する原因3つ

(2015/7/6、Life & Beauty Report)

夏の時期に大人ニキビができる原因は、

「汗による肌のpHの変化」「肌のバリア機能の低下」「過剰な洗顔」

の3つなのだそうです。

1.汗による肌のpHの変化

汗をかくと肌のpHが崩れ、正常な弱酸性からアルカリ性に傾きます。そのため、肌の殺菌力が低下し、ニキビの原因菌となるアクネ菌やブドウ菌が発生しやすい環境に。過剰な皮脂も原因菌のエサになり、夏はニキビができやすい環境下にあります。

汗そのものがアトピー性皮膚炎の症状悪化の原因ではない!汗をかいて洗い流すことで症状改善によれば、汗自体には体温調節機能、防御機能、保湿といった良い面があるのですが、汗をかくと、弱酸性からアルカリ性に肌のpH値が変化し、ニキビの原因となるアクネ菌などが発生しやすい肌環境になってしまうそうです。

また、過剰な皮脂もニキビの原因菌のエサとなるため、夏はニキビができやすい環境といえそうです。

2.肌のバリア機能の低下

夏の強い紫外線や、クーラーなどの外的ストレスを受けることで、肌のバリア機能は低下してしまいます。

紫外線を浴びたり、クーラーで乾燥してしまうことで、肌のバリア機能が低下してしまうそうです。

皮膚のバリアーを高めてアトピー予防|アレルギーマーチを防ぐには?によれば、都市部の湿度が減少していることで、皮膚が乾燥しやすくなっており、また清潔にしようとして洗いすぎていることも皮膚のバリアーを失わせる原因になっているようです。

乾燥がひどくなることで皮膚にとっては厳しい環境になってきているということですから、しっかりと保湿をして皮膚のバリアーを高めていきたいですね。

また、冷えや暑さ、睡眠不足など自律神経を乱しがちな要素も夏には多く、肌の免疫力が低下し、肌荒れもしやすくなります。

夏になると、クーラーが効いた部屋で体調を崩す方がいます。

冷房の強い環境により、自律神経の機能が乱れる病気を通称冷房病と呼びますが、自律神経の乱れに伴って、肌の免疫力が低下し、肌荒れを起こす人もいるようです。

【参考記事】

オフィス内での冷えによる体の不調

オフィスでできる体温を上げる方法5つ

1.ストレスを軽減する

2.ストレッチ

3.ひざ掛け

4.温かい飲み物

5.こまめに動く

3.過剰な洗顔

肌のベタつきが気になって過剰な洗顔をしてしまうと、かえって乾燥しやすくインナードライになってしまいます。

ニキビは雑菌が繁殖して炎症を引き起こすからといって、一日に何度も洗顔をしては肌に負担がかかってしまいます。

ニキビ・毛穴ケア・角栓の原因・予防

皮膚には、皮脂腺から分泌された脂分と汗腺からの水分が混じりあって皮脂膜が作られ、それが微生物の侵入や水分の蒸発を防いでいるのですが、洗顔をし過ぎると、特にほほや目の周りでは皮脂膜が作られず、皮膚の保護機能が失われてしまいます。

また、洗いすぎるとクレンジングフォームの脱脂力(油を取り除く力)で、皮膚が敏感になり、炎症が悪化することがあります。

■大人ニキビ対策

大事なことは、思春期にできるニキビと大人ニキビの原因は違うため、それぞれ対策が違ってくるということです。

思春期にできるニキビの原因は「未成熟な毛穴に詰まった過剰な皮脂」なのに対し、大人のニキビは「角質の乾燥」と「ホルモンバランスの乱れ」が主な原因です。

大人ニキビ対策のポイントは3つ。

1.汗の拭きとり方

汗を拭きとるときはこするのではなく、汗を抑えるようにして拭き取ること。

2.洗顔

過剰な洗顔は大人ニキビの原因となるので、洗顔回数は少なめにすること。

そして、しっかりと保湿すること。

3.夏の温度差に気を付ける

自律神経の乱れによって、免疫力が低下するので、クーラーの温度設定に気を付けたり、体が冷えるときには、体を温めるように気を付けたり、お風呂で体を休めるなど自分の体を守るようにしましょう。

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