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「座りっぱなしはダメ!歩いて健康になろう」、アメリカで新しい健康増進政策がはじまる
(20159/24、ギズモード)
公園や歩道を増やしたり、道を清掃したり、まちづくりに参加したりすることによって、誰もが安全に歩ける環境をつくっていこう!とのこと。また、日常の交通手段を歩行に変えたり、ミーティングを歩きながら行なうなど、少しでも毎日の中に歩くことを取り入れることをすすめています。
Step it Up! Help Make Our Communities Walkable
アメリカの「Call to action」によれば、アメリカを歩きやすい環境にすることで、健康状態が改善できるとして、生活の中に歩くことを取り入れることをすすめているそうです。
長時間座ることはどのくらい健康に悪いのか?によれば、長時間座ることの健康への影響はこのようなものが挙げられています。
- 脂肪を分解する酵素が90%減少
- インスリン値は下がる
- 善玉コレステロール減少
- 血圧は上がる(高血圧)
- 脚の筋肉で支えていた体重は首と背骨にかかり、座ることで脳の血栓ができやすくなる
- 肥満、糖尿病、心循環系の病のリスクも高まり、心臓病のリスクも2倍になる
- 乳がんにも悪影響を与える
長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいによれば、座っているときは、体の代謝に必要な仕組みがストップされているそうです。
普段からよく歩く人達に歩く量を減らしてもらう実験を行うと、糖分や脂肪の代謝機能が低下し、体脂肪率が増加したそうです。
加齢とエネルギー代謝によれば、身体活動を活発に行なうことは、エネルギー消費を高く維持させることに加えて、筋肉量の減少を遅らせることにもつながるそうです。
出典:Roberts SB, Dallal GE, Energy requirements and aging. Public Health Nutr, 8, 1028-36,2005
アメリカの「Call to action」にもあるように、少しでも歩く機会を増やすことによって、筋肉量の減少を遅らせ、エネルギー代謝の低下を止めることにつながり、健康を維持することができると思います。
ぜひ歩く時間を増やしていきましょう。
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