流行性角結膜炎(はやり目)とは|症状・治療・感染を防ぐ方法

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【目次】

■流行性角結膜炎とは

My eye

by Dan Foy(画像:Creative Commons)

「目やにが出る」は要注意!流行性角結膜炎の基礎知識3つ

(2015/10/1、nikkan care.ism)

流行性角結膜炎はアデノウイルスというウイルスへの感染が原因で発症します。

結膜炎と角膜炎の症状が同時に出ることから、角結膜炎と呼ばれています。

流行性角結膜炎は、一般的に「はやり目」と呼ばれる、結膜炎と角膜炎の症状が同時に出る目の病気です。

流行性角結膜炎はアデノウイルスへの感染が原因で、1週間から10日の潜伏期間の後に発症します。

■流行性角結膜炎の症状

「目やにが出る」は要注意!流行性角結膜炎の基礎知識3つ

(2015/10/1、nikkan care.ism)

1~2週間の潜伏期間を経た後に、結膜炎の症状である“まぶたが腫れる”、“結膜(まぶたの裏と眼球の白い部分からなる、透明の膜)が充血する”、“目やにが出る”、“涙がたくさんこぼれる”などの症状が出ます。耳の前のリンパ節が腫れることもあります。

流行性結膜炎の症状とはも参考にまとめてみます。

<症状>

  • まぶたが腫れる
  • 結膜が充血する
  • 目やにが出る
    起床時にはまぶたに付着して目があけにくいほどですが、昼間は少なくなる
  • 涙がたくさんこぼれる
  • ものが入っているようにごろごろする(目がゴロゴロする
  • 耳の前のリンパ節が大きくなり、押さえると痛むことがある




■流行性角結膜炎の治療

「目やにが出る」は要注意!流行性角結膜炎の基礎知識3つ

(2015/10/1、nikkan care.ism)

アデノウイルスに対しては有効な薬がないため、抗炎症剤の点眼という対症療法的な治療を行います。他の細菌との混合感染の可能性も踏まえて、抗生剤の点眼を行うこともあります。

流行性結膜炎の症状によれば、目やにや充血は、発病後5~6日にもっとも強く、2~3週で治ります。

重要なのは周りへの感染を防ぐこと。

アデノウイルスは感染力が強いので、流行性角結膜炎だと思ったら、うつらないようにするために、できるだけ接触を避けるようにしたり、目に触れないようにしたり、手を石けんできれいに洗ったり、ご家族とは同じタオルを使わないようにしましょう。

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