【あさチャン】野菜嫌いの子供が自ら進んで野菜を食べたくなってしまう方法(モチベーション3.0)とは?|子どもたちの好き嫌いをなくす栄養士松丸奨さんの取り組み|8月30日




■【あさチャン】野菜嫌いの子供が自ら進んで野菜を食べたくなってしまう方法(モチベーション3.0)とは?|子どもたちの好き嫌いをなくす栄養士松丸奨さんの取り組み|8月30日

2018年8月30日放送の「あさちゃん」のコーナー「あさトク」では子供たちの好き嫌いをなくす方法として、2013年の「全国学校給食甲子園」で優勝した東京都文京区立金富小学校の栄養士 松丸奨さんは、子供たちと一緒に学校で江戸東京野菜を作るという食育を通して、野菜づくりの大変さを知るという取り組みをしていました。

また、子供たちは見た目が重要なので、美味しそうに見える切り方にもこだわりが必要なのだそうです。

■野菜を食べてもらうことに「アメとムチ」の戦略を用いているYumitの特徴


野菜を食べない子どものための、ゲーミフィケーション食器「Yumit」

(2015/10/23、WIRED)

アルゼンチンの企業Wundermanが考案したのは、「Yumit」という子どもにご飯を残さず食べてもらうためのインタラクティヴなトレーです。

野菜を食べてもらうことに「アメとムチ」の戦略を用いているのが特徴です。

●アメ

子どもがきちんと食べたものが、モバイルゲームのアップグレードや新アイテムの追加に使える仮想エネルギーに変換できるようになっている。

Yumitのトレーには、マルチカラーのLEDライトが円を描くように設置されている。子どもが盛り付けられた食事を食べれば食べるほど、LEDライトは白から緑へと変化する。

●ムチ

Wundermanは「反対のアイデア」も、考えてみた。例えば、子どもが野菜を食べない場合にはペナルティが課せられて、子どもがゲームで遊べないようにするのだ。

記事によれば、ムチよりもアメを強化したほうが、子どもの反応はよいそうです。

この考え方を「モチベーション3.0」(著:ダニエル・ピンク)の考え方をもとに考えると、「Yumit」は、アメとムチ=信賞必罰に基づく与えられた動機づけによって子供に野菜を食べさせようとする食器といえます。

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この考え方を「モチベーション2・0」と呼ぶのですが、この考え方には致命的な欠陥があると書かれています。

例えば、内発的な動機づけを失わせるということです。

人は、他人の意欲をかきたてて行動を促し、そこから利益を得ようとして報酬を用いるが、かえって活動に対する内発的動機づけを失わせるという、意図せぬ隠された代償を払う場合が多い。

野菜が食べたいという気持ちから野菜を食べるのではなく、食べ物を口にすることによってライトが光るから食べる、つまり、アメをもらうために行動するというのでは、野菜を食べるという結果は同じであっても、野菜を好きにするということにはつながらなくなってしまいます。

■モチベーション3・0的に子供に野菜を食べさせる方法とは

「モチベーション3・0」とは、自分の内面から湧き出る「やる気!=ドライブ!」に基づくOSという考えを基に子供に野菜を食べさせる方法の例を考えてみました。

  • 野菜を一緒に育てる
    自分が育てることによって野菜に対して愛情がわきますよね。
    野菜に対する関心が高まると、さらに好きになると考えられます。
  • 料理を作る
    自分で手間をかけて作ったものはおいしく感じるものですよね。
■まとめ

子どもが野菜を食べないことで悩んでいる親は多いかと思いますので、こうした食器が気になる方は多いかもしれません。

でも、子供が野菜を食べたくなるように自然ともっていく方法を考えるようにしたいですね。







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