> 健康・美容チェック > 動脈硬化 > 腎動脈の動脈硬化や狭窄のサインは「音」!?チェック方法・治療法
【目次】
2.音で分かる→腎動脈の動脈硬化
by SanDiego PersonalInjuryAttorney(画像:Creative Commons)
腎臓にエコー検査をすると、音を聞くことで、腎動脈の動脈硬化の恐れがあることがわかるそうです。
160万人が腎動脈に動脈硬化があるそうです。
→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら
腎動脈が細くなっていることで、奇妙な音が出ているそうです。
腎動脈は腎臓に血液を送る血管なのですが、腎動脈に動脈硬化が起きたり、狭窄が起きると、腎臓に流れる血液量が低下します。
腎臓は血液を届けてもらうために、「レニン」という物質を出して、血圧を上げるように働きかけることで、血圧が上がります。(=高血圧)
しかし、腎動脈に動脈硬化ができていると、腎臓には血液が届かず、さらにレニンを出して、血圧を上げてしまいます。
■チェック方法
1.降圧剤を飲んでいるのに血圧が下がらない
降圧剤を飲んでいるのに血圧がなかなか下がらない人は、腎動脈に動脈硬化がある可能性があります。
かかりつけ医に相談のうえ、高血圧の専門医への受診をおすすめします。
■治療法
by Lenore Edman(画像:Creative Commons)
1.薬物療法
レニンで増える血圧上昇ホルモンの働きを弱める降圧剤
2.ステント留置術
脚の付け根からカテーテル(直径1〜2mmの管)を挿入し、腎動脈まで伸ばし、プラーク(脂肪などでできたこぶのようなもの)を傷つけないように、カテーテルをプラークの先のほうまで伸ばす。
そこで、フィルターを開き、万が一プラークが剥がれたときのためのリスクヘッジ(リスク回避)を行う。
その後、ステント(金属でできた網目の筒状のもので血管内から広げる医療機器)を挿入し、プラークの部分で、ステントを開き、血管を押し広げる。
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