外国人には「肩こり」がない?|日本人だけが「肩コリ」を感じているのか?

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Eaten alive by mosquitos!

by Deborah Austin(画像:Creative Commons)

アメリカ人は「肩がこらない」って本当か

(2015/11/16、エキサイト)

「英語には『肩こり』という言葉がないから、英語圏の人は肩がこらない」

そんなうわさを聞いたことがある。言葉が身体感覚を誘導するという話だ。

この記事で紹介されているアメリカで4年間働いていた日本人女性マッサージ師の田中さんによれば、アメリカ人も肩が凝っているそうです。

外国語圏では「肩こり」という言葉が存在していないため、肩が凝っているという認識がないということを聞いたことがありましたが、実際は、肩は凝っているようです。

ただ、言葉の概念が身体感覚を誘導するというのはあるのではないでしょうか。

例として「風鈴」が挙げられます。

Wind bells

by Nonaka Oikawa(画像:Creative Commons)

風鈴の音を聴くと、本当に涼しくなるのか?によれば、脳は思い込みによって末梢神経の活動に変化を与えることができるそうで、風鈴の音を聴いて、「涼しい」とイメージすることで、実際に涼しくなるそうです。

日本に来て間もない風鈴を知らない外国人の方でも実験したところ、風鈴の音を聴いても涼しいとイメージできず、体表面温度が下がらなかったそうです。

つまり、風鈴の音を聴くと「涼しい」という認識があるからこそ、体表面温度も下がるというわけなんです。

肩こりも同様に、肩こりという概念を認識することで、肩こりを感じるようになるのではないでしょうか。

最近では、「スマホ巻き肩」という言葉もできましたが、スマホが普及したことによって、肩こりで悩んでいる人が増えているようです。

【関連記事】

きっと海外の人も実際は肩こりに悩んでいるんじゃないでしょうか。

肩こり先進国である日本の私たちが肩こり解消法を伝えてあげると喜ばれるかもしれませんね。

→ ひどい肩こり解消法(ストレッチ・ツボ・筋膜)・肩こり原因 について詳しくはこちら

→ 肩こり頭痛解消法 について詳しくはこちら

【肩こり解消法関連記事】

この中で個人的なおススメは、筋膜リリース体操。

肩こり・首こりで悩んでいたのですが、筋膜リリース体操をするようになって、その悩みがなくなりました。

■頑固な肩こりを解消!しわを伸ばす筋膜リリース

※4つの体操を1日3セット(キープする時間は20秒から90秒)
※重要なことは気持ちの良い範囲内で伸ばすこと。
※転倒などに注意しましょう。

●斜め腕伸ばし筋膜リリース

  1. 右腕を斜め後方に伸ばします。指先が床にもぐりこむイメージで
  2. 顎を引いて首を左にゆっくり倒します。この時右肩が上がらないように左手で押さえるようにしてください。
  3. 左耳を前に出すように首を回します。この状態で20秒~90秒キープ
  4. 次に、首を反対に回し、鼻を左肩に近づけていきます。この状態で20秒~90秒キープ
  5. 反対の腕も同じように行ないます。

●平泳ぎ風 筋膜リリース

  1. 両腕を前に伸ばします。背中を丸めないように、肩甲骨だけを押し出すイメージで。この状態で20秒~90秒キープ
  2. 肘を高さをキープしたまま、両腕を開くように後ろに引きます。この状態で20秒~90秒キープ
  3. 肩甲骨を起こすイメージで両腕を上に上げます。この状態で20秒~90秒キープ

●S字筋膜リリース

  1. 右手を頭の後ろ、左手を背中の後ろにまわし、肘を90度に曲げます。
  2. その状態から腕を半時計回りに回します。この状態で20秒~90秒キープ
  3. その状態から右足を前に出しクロスさせ、体を左に倒します。この状態で20秒~90秒キープ
  4. 左右を反対にして同じように行ないます。

●バレリーナ風 筋膜リリース

  1. 右の手の平を自分に向け、左手の平を後ろに向け、右足を一歩前に出します。
  2. そこから右手を天井に、左手を床に向けて伸ばしていき、さらに体を軽く左にひねります。この状態で20秒~90秒キープ<
  3. 左右を反対にして同じように行ないます。

あなた自身にあった肩こり解消法があるかと思いますので、ぜひいろいろと試してみてください。

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