by Don LaVange(画像:Creative Commons)
(2009/8/20、ロイター)
米研究者が行った小規模な研究で、過体重の子供は過体重の友人と一緒に間食すると、やせている友人と一緒の場合に比べて多くの量を食べることが分かった。
太りすぎの子供は太りすぎの友人と一緒に間食すると、やせている友人と一緒の場合に比べて多くの量を食べることが米研究者が行った小規模な研究でわかったそうです。
以前テレビ番組で上記の記事に似た内容が紹介されていました。
メタボの新常識・肥満は伝染する?・スロートレーニング|たけしのニッポンのミカタ!
■肥満は伝染する?
アメリカ・ハーバード大の研究によれば、肥満は伝染する!?そうなのです。
その研究によれば、配偶者が太ってきた場合、同居する相手も太る確率は37%上昇するそうです。
また、友人が太っている場合、太る確率は57%上昇するそうです。
そして、これは近くにいることは関係なく、遠くに離れていても、親しい人がいれば、肥満は伝染するそうです。
上記の記事をもとに考えると、太りすぎの子供が、太りすぎの友人と一緒に食事すると、やせている友人と一緒の場合に比べて多くの量を食べるのは、太っている人を見ると太ることへの危機感が薄れることと、親しい人をまねる心理が働くことから食事量が増加していると考えられそうです。
また、この研究は、子どもを対象にした研究ということですので、もしかすると、競争意識も働くのかもしれません。