by See-ming Lee(画像:Creative Commons)
(2016/2/22、Forbes Japan)
米消費者製品安全委員会(CPSC)は2月12日、環境保護局(EPA)、疾病対策センター(CDC)と共同で、人工芝の充填剤の原料として使用されている古タイヤに含有される化学物質の危険性について、調査を開始すると発表した。
がん(大半はリンパ腫や白血病など血液のがん)発症と人工芝に使われるゴムチップの関連性について調査が開始されるそうです。
米国では2014年、NBCテレビが女子サッカー選手のがん発症と人工芝に使われるゴムチップの関連性について報じた。
<中略>
米紙USAトゥデーは2015年3月、「全米各地の学校や子どもたちの遊び場、保育園で使われている人工芝から、健康に害を及ぼす危険性がある高濃度の鉛が検出された。
人工芝とがんの関係性について現在の段階ではどれほど影響があるのかはわかっていませんが、実際にそのようなことがあるのであれば、選手たちのためにもしっかりと対策をしてほしいものです。