簡単にダイエットできる方法の発見か?カリウム・チャンネル(KATP)を遮断|米研究

Banane

by Theo Crazzolara(画像:Creative Commons)




楽にやせる方法を発見か?エネルギー制御機構を遮断 米研究

(2010/1/6、AFPBB)

5日の医学誌「Cell Metabolism」に発表されたメイヨークリニック(Mayo Clinic)、アイオワ大(University of Iowa)、コネチカット大(University of Connecticut)、ニューヨーク大(New York University)の研究では、動物の運動に必要なエネルギーを貯蔵する細胞内分子であるアデノシン三リン酸(ATP)に反応するカリウム・チャンネル(KATP)を遮断。

すると、マウスは休息時・活動時ともにエネルギー燃焼効率が上がり、通常のマウスよりもやせた。

メイヨークリニック、アイオワ大、コネチカット大、ニューヨーク大が行なったマウスの実験によれば、エネルギー制御機構であるカリウム・チャンネル(KATP)を遮断すると、エネルギーの燃焼効率が上がり、通常のマウスよりも痩せたそうです。

この研究を人に応用すれば、肥満予防に期待できるかもしれません。

【補足】 カリウム・チャンネル(KATP)とは

KATPは細胞内のATP分子群を感知し、それに応じて心臓や筋肉の働きを制御する。

通常は、エネルギーの枯渇を防ぐため、心臓や筋肉の運動の持続や強度を制限する役割を担っている。

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