ピル(経口避妊薬)の長期使用、緑内障リスク増の恐れ

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by Laura Ferrer i Vilaseca(画像:Creative Commons)

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経口避妊薬の長期使用、緑内障リスク増の恐れ

(2013/11/20、AFPBB)

経口避妊薬を3年以上にわたって使用したことのある女性では、失明に最も多い原因とされている緑内障にかかるリスクが2倍になるとの研究結果が18日、米国眼科学会(American Academy of Ophthalmology)の年次会合で発表された。

米国眼科学会によれば、ピルを3年以上使用したことがある女性は緑内障にかかるリスクが、そうでない人に比べて2倍になるという研究結果がでているそうです。

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今回の研究では、経口避妊薬と緑内障の因果関係を確かめることは行っていないが、過去の研究では女性ホルモンのエストロゲンが、緑内障の発症に重要な役割を果たしている可能性が示されている。

ピルは女性の生活の質を向上させる?によれば、ピルには避妊以外にも、生理痛を軽くしたり、月経量を少なくしたり、また子宮内膜症や子宮外妊娠、骨粗鬆症や関節リウマチのリスクを軽減することが証明されているため、そうした目的のために処方されることもあるそうです。

しかし、今回の研究によれば、緑内障にかかるリスクが高くなるおそれがあるため、使用には注意が必要になってくるかもしれません。

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