日本人の肝細胞がんには、日本人に特徴的な未知の要因も存在する可能性が高い|国立がん研究センターなど

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by Shaun Fisher(画像:Creative Commons)

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日本人に特徴的な未知要因も=肝細胞がん解析で発見―国立センターなど

(2014/11/3、時事通信)

日本人の肝細胞がんには、B型、C型肝炎やアルコール性肝炎などの主要な要因以外に未知の要因も存在する可能性が高いことが分かった。国立がん研究センターや東京大、米ベイラー医科大などの研究チームが日米計約600人の患者について過去最大規模の全遺伝情報(ゲノム)解析を行った成果。

国立がん研究センターや東京大、米ベイラー医科大などの研究チームによる全遺伝情報(ゲノム)解析によれば、日本人の肝細胞がんには、B型肝炎やC型肝炎、アルコール性肝炎などの要因ほかに未知の要因がある可能性があるそうです。

東大の油谷浩幸教授によれば、日本人の食生活を含めた生活習慣、遺伝的要因の調査を行うことで、日本人に特徴的な要因が見つかるかも知れないということです。

肝細胞がんは肝がんの9割を占め、中高年の患者が多い。日本人患者は7割がC型肝炎ウイルスに感染しているとみられるが、近年は非肝炎ウイルス性で肥満糖尿病などが関与するケースが増えている。

日本人に特徴的な要因が解明されることで新しい治療薬ができるかもしれないということで、今後注目ですね。







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