なぜ顎関節症によって頭痛の症状が現れるのか?|#主治医が見つかる診療所


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2016年4月25日放送の主治医が見つかる診療所のテーマは「頭痛の裏に隠された危険な病気」です。

頭痛の裏に隠れていた病気として挙げられたのは「顎関節症(がくかんせつしょう)」です。

【目次】




■顎関節症とは

Photo of the day (18/365)

by Daniel Oldfield(画像:Creative Commons)

顎関節症はアゴを動かす時に強い痛みが現れたり、大きく口を開けられなくなってしまう病気です。

顎関節症の原因は、かみ合わせの悪さや歯ぎしり、歯を食いしばる癖、ほおづえ、ストレスなどの要因が重なり、強い力が関節に加わり、クッションがずれたり削られたりして起こると考えられているそうです。

顎関節症は年代では20代から40代に多く、性別では女性に多いといわれています。

顎関節症は2人に一人はかかるといわれています。




■なぜ顎関節症によって頭痛の症状が現れるのか?

顎関節症によって頭痛の症状が現れる理由は、歯のかみ合わせの悪さから、アゴから頭にかけての筋肉が炎症を起こし、三叉神経(額の内側に通っている神経で、顔全体から脳につながり、顔のあらゆる感覚を伝える神経)を通じて頭痛が起きていると考えられるそうです。

この状態を放置すると、頭痛だけでなく、肩や手足のしびれが起きたり、うつ病を起こす危険性もあるそうです。

■顎関節症の見分け方
  • 耳の下から顎のあたりまでを触って痛みがあるかどうか?
  • 口をスムーズに開けることができるか?
  • アゴを動かしたときに音が鳴るかどうか?

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