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■ぱっちりメークがドライアイの原因になることがある!?
by Gábor Lengyel(画像:Creative Commons)
誤った「ぱっちりメーク」が引き起こす目のトラブルについて取材しました。
(2008/9/8、FNNニュース)
最近は、若い女性の間では目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っています。
しかし、メーク方法は思わぬ目の病気を招く恐れもあるのです。
1. ドライアイ
まぶたの内側には、マイボーム腺という、目の表面の涙が蒸発しないための油が出る腺がある。
目の潤いは、ここから出る油によって保たれているが、濃い化粧をするとマイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなり、ドライアイという症状が起こってくるという。
ドライアイは、目の表面が乾き、傷つきやすくなる。
2.目の表面への傷
マスカラなどが目に入り、目に傷をつける。
ひどくなると、視力障害を起こす恐れもある。
最近では「目が大きくはっきり見える」として、まつげの間を埋めるようにアイラインを塗ったり、下まぶたの際の粘膜にアイシャドーを塗る化粧法が紹介されています。
このような化粧法と目の病気との関係性に調べた医師によると、まぶたの縁には目を保護する油を出す分泌腺(マイボーム腺)があり、最近流行しているまぶたの縁にアイライン・アイシャドウを塗る化粧法をすると、その分泌腺が化粧でふさがれてしまい、目の表面を覆う涙の層がはげることや厚さが均一にならないなどの症状が出て、ドライアイの状態(目のかすみや痛みといった症状が現れた)になったそうです。
目の病気にならないためにも、メークをきちんと落とすことが重要で、ドライアイで悩んでいて「ぱっちりメーク」をしている方はぜひ一度メーク方法の改善を考えてみましょう。
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