健康・美容チェック > 目の病気 > 老眼 > 老眼手術の先端技術「アキュフォーカス」とは?|たけしの家庭の医学
2010年8月17日放送のたけしの家庭の医学では、老眼手術の先端技術「アキュフォーカス」を取り上げていました。
監修:坪田一男先生(慶応義塾大学医学部 眼科学教室教授。ドライアイ、近視などの手術「レ―シック」を研究)
■老眼手術の最新技術「アキュフォーカス」とは
by Mark Hunter(画像:Creative Commons)
アキュフォーカスとは、片方の目の角膜に薄いリングを埋め込む技術で、老眼鏡なしでも知覚のものや文字が見えるようになるそうです。
近いものを見るときは、水晶体を厚くし、光を屈折させることで、網膜に焦点が合うようにしています。
しかし、老眼になると、硬くなった水晶体は厚みが変えられず、知覚のものにピントが合わなくなってしまいます。
そこで、アキュフォーカス(リングを埋め込むこと)によって、リングが光を細く調節することで、レンズの厚さを変えなくてもピントがあうようになるそうです。
手術後、効果には個人差はあるそうですが、1週間から3ヶ月で違和感がなくなってくるそうです。
このアキュフォーカスによる手術は、シンプルで患者への負担が少ないので、日帰りが可能なのだそうです。
※手術時間は15分。
※アキュフォーカスは元々ピンホール効果(小さな穴からものを見るとよく見える)から。
※これまでアキュフォーカスリングを手術後とった人もいるそうです。どうしても合わない場合は、再手術でとることができる。