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【目次】
■首の冷えが身体を冷やす?|首周りが冷えると、体の不調の原因にもなる|ワンループ巻きが一番暖かくなるマフラーの巻き方|#この差
by Mitya Ku(画像:Creative Commons)
(2013/1/7、美レンジャー)
首周りは、身体の中で最も寒さを感じる部分。
皮膚の近くに頭部と身体をつなぐ太い頸動脈があり、酸素や栄養素を含んだ血液を脳へと流すのですが、そこが冷えてしまっていると血流は悪くなり、末端まで温かい血液が回らなくなります。
首にマフラーやストールを巻いているだけでも暖かさが違いますよね。
寒さから守るにはやはり首周りを温めることは重要です。
また、記事によれば、首周りが冷えると、体の不調の原因にもなるようです。
首が冷えると、その周りの筋肉が硬直します。
すると、頭部への血流やリンパの流れが悪くなり、身体全体の冷えを引き起こすだけでなく、頭痛や、肩凝り、首凝りの原因になります。
特に、近年はデスクワークに従事する女性が増え、ずっと同じ姿勢で作業をすることで、首周りが硬直し血液循環が悪くなり、冷え性や集中力の低下、不眠、イライラを引き起こすともいわれています。
デスクワークが増えたことや運動不足の人が増えたことなどと冷えを1年中感じている人は25.9%!もいることには何らかの関係があるのではないでしょうか。
首周りをしっかりと温めること、そして血液の循環を良くし、また疲れた目(目の疲れ)を休め、高ぶった神経を落ち着かせるためにもデスクワークの人は定期的(1時間に1回の休憩)に体を動かし、リラックスするようにしたいですね。
⇒ 体温を上げる方法 についてはこちら
■マフラーの巻き方で暖かさに差がある!?
今夜よる7時から放送のTBS系『この差って何ですか?』は!深田恭子が防寒にひと役かっているマフラーの巻き方で、暖かいさにどれくらいの差がでるのか?を検証するサ!Facebookは別写真サ、そちらもチェックして欲しいサ!#tbs#この差#深田恭子 pic.twitter.com/yfcoGjfFjf
— TBSこの差って何ですか? (@konosa_tbs) 2017年1月23日
2017年1月24日放送の「この差って何ですか?」によれば、マフラーの巻き方で暖かさに違いがあることを紹介しました。
「二重巻き」「ワンループ巻き」「ネクタイ巻き」で暖かさの実験を行ったところ、二重巻きやネクタイ巻きに比べて、ワンループ巻きのほうがサーモグラフィの結果も、被験者の体感としても暖かいという結果が出ていました。
二十巻き:首の後ろのほうからマフラーをかけて、両端を後ろにまわす巻き方。
ワンループ巻き:マフラーを2つに折って、首にかけ、輪っかになったところにマフラーを通す巻き方。
ネクタイ巻き:マフラーを首にかけて、前側でクロスしてできた輪っかの部分にマフラーを通す巻き方。
●なぜワンループ巻きの方が暖かいという結果が出たのでしょうか?
3つの巻き方を比較すると、二十巻き・ネクタイ巻きはマフラーの生地が2重なのに対して、ワンループ巻きは4重になっています。
首には皮膚の近くに太い動脈が通っており、マフラーを巻いて首を温めると、首もとで温められた血液が流れていくので手や体の温度が上がるのですが、ワンループ巻きの方が、より多く生地が重なっていて暖かい空気を逃さないため、ワンループ巻きの方が暖かいという結果が出たと考えられます。
●マフラーでより効果的に体を温める方法
- マフラーの中に空気をより多く含ませたほうが暖かいので、キュッと締めるように巻くのではなく、ふんわりと空気を含ませるように巻くようにする。
- マフラーに使われる生地には水蒸気を吸うと発熱する性質があるため、マフラーを鼻まで巻くことで、鼻息に含まれる水蒸気により発熱することでより暖かくなる。
- マフラーを巻いてからコートを着たほうが、さらに暖かくなる。