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酒粕で作った甘酒に含まれる清酒酵母には睡眠の質を上げる効果がある!?甘酒を飲むタイミング(時間)・摂取量|#ライオン #筑波大

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2016年3月15日放送の林修の今でしょ講座では「甘酒」について取り上げました。




■甘酒に含まれる清酒酵母で睡眠の質を上げる

Sleeping Beauty

by Diego F. Garcia P.(画像:Creative Commons)

酒粕で作った甘酒には清酒酵母が含まれており、この清酒酵母は深い睡眠を誘発するアデノシンA2A受容体の活性化能を著しく高める効果があるそうです。

「清酒酵母」に“睡眠の質“を高める効果があることを世界で初めて発見!|ライオン株式会社ニュースリリースによれば、ライオン株式会社と筑波大学・裏出良博教授との共同研究で、「清酒酵母」に睡眠の質を高める効果があることがわかったそうです。

【補足】

「清酒酵母」に“睡眠の質“を高める効果があることを世界で初めて発見!

(2014/5/13、ライオン株式会社ニュースリリース)

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構・裏出良博教授らの研究によると、深い睡眠は脳内物質の一つアデノシンA2A受容体※2を活性化することで誘発できることが明らかにされています。

※2 脳内の大脳基底核や視床下部近辺に存在し、睡眠・覚醒を司ると考えられている。

細胞を用いてアデノシンA2A受容体の活性化能を評価する方法を確立し、約80種類の食品素材を評価した結果、「清酒酵母」に極めて高いアデノシンA2A受容体の活性化能があることを見出しました(図1)。

 次に、「清酒酵母」の摂取による睡眠の質への影響を確認するため、ヒト臨床試験を行いました。脳波測定の結果から、「清酒酵母」の摂取により、深い眠りの指標となるデルタ波パワー値※3が増大することを確認しました(図2)。

深い睡眠は、脳内の大脳基底核や視床下部近辺に存在し、睡眠・覚醒を司ると考えられているアデノシンA2A受容体を活性化することによって誘発できることがわかっており、今回の研究では、清酒製造に用いられる酵母で酒粕などにも含まれる「清酒酵母」にアデノシンA2A受容体の活性化能を高める効果があり、また、ヒトでの実験でも、「清酒酵母」の摂取により、深い眠りの指標となるデルタ波パワー値が増大したことから、「清酒酵母」に睡眠の質を高める効果があると考えられるそうです。

質のいい睡眠をとると、次のような効果が期待できます。

  • リフレッシュ
  • 記憶の整理整頓
  • 成長ホルモンの分泌量が増加し、身体を修復
  • 免疫力アップ

「清酒酵母」に“睡眠の質“を高める効果があることを世界で初めて発見!

(2014/5/13、ライオン株式会社ニュースリリース)

また、ヒト試験における実感調査の結果において、「清酒酵母」を摂取すると、起床時に「疲れがとれる」「眠気がとれる」などの実効感が得られることが分かりました。

 さらに、深い睡眠時に集中的に分泌することが知られている成長ホルモンについて、被験者の尿中濃度を測定した結果、「清酒酵母」の摂取により成長ホルモンの増加が認められました。

ライオン株式会社と筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構・裏出良博教授と共同で行なった人における実感調査でも、「清酒酵母」を摂取すると、起床時に「疲れがとれる」「眠気がとれる」という結果が出ているそうです。

また、「清酒酵母」の摂取により成長ホルモンの増加が認められたそうです。

■甘酒を飲む時間・量

甘酒を飲む時間は、寝る1時間から2時間前、飲む量は200ml。







【関連リンク】
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