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■子供のときから紫外線を浴びる量が多いほど、眼の病気になりやすく老化も早い!?|紫外線強度が高いタンザニアでは、35歳くらいから老眼になる人が多い!
by Virginia State Parks(画像:Creative Commons)
(2016/4/23、プレジデント)
紫外線により、白目の部分が黄色っぽく変色したり盛り上がったりする病気「瞼烈斑(けんれつはん)」が発生しやすくなる。瞼烈斑は充血やドライアイの原因になる。さらに紫外線のダメージを受け続けると、失明につながる場合もあるそうだ。
「長期間紫外線をたくさん浴びれば、老眼や白内障の発症年齢も早まります。屋外で活動した後に、子供の目が充血していたら紫外線のダメージを受けた証拠です」
佐々木先生はそう指摘する。
紫外線強度が高いタンザニアでは、35歳くらいから老眼になる人が多いそうだ。
金沢医科大学眼科学講座の佐々木洋主任教授の研究グループが日本とタンザニアのの小中高生の眼の病気を比較した調査によれば、子供のときから紫外線を浴びる量が多いほど、眼の病気になりやすく老化も早いそうです。
中学生の約4割が「瞼裂斑」初期変化を発症|目の紫外線対策をによれば、金沢医科大学が中学生に対して行なった調査によれば、次のようなことがわかっています。
●学年が上がるほど有所見率が高くなった。
●所見変化が見られた生徒は所見がなかった生徒より部活動など屋外で活動している時間が長い。
●メガネを使用している生徒より、使用していない生徒のほうが、有所見率が約3倍高かった。
つまり、紫外線を浴びる量が多いほど、目の病気である瞼裂斑を発症しやすいということです。
目の紫外線対策としては、子どもが外で遊んだりスポーツをする場合には、UVカットのサングラス(横からの紫外線を遮るスポーツグラス)をかけたり、つばの広い帽子(つばが7㎝以上の)をかぶりましょう!
→ 瞼裂斑の症状・原因・予防・対策 について詳しくはこちら
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