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■「軽いタバコ」が肺腺がん増加の要因になっている!その理由とは!?|オハイオ州立大学総合がんセンター
参考画像:Rise in Lung Adenocarcinoma Linked to Light Cigarette Use|YouTubeスクリーンショット
オハイオ州立大学総合がんセンター(The Ohio State University Comprehensive Cancer Center)と5つの大学・がんセンターの研究者によるチームの研究によれば、「軽い」タバコと呼ばれるものは、肺腺癌の増加の要因になっているという論文を発表しました。
オハイオ州立大学総合がんセンター(The Ohio State University Comprehensive Cancer Center)のピーター・シールズ(Peter Shields)らが行なった研究データによれば、タバコのフィルターに穴が開いたことと過去20年にわたる肺腺癌の割合の増加には明確な関係があることが示唆されるそうです。
フィルターの換気孔と肺腺癌の増加にはどのような関係があると考えられるのでしょうか?
フィルターの通気孔によってタバコの燃え方が変わり、多くの発がん性物質が作り出され、肺腺癌が頻繁に発生する肺の奥の方まで煙が届くのだそうです。
■肺腺がんとは?
Rise in Lung Adenocarcinoma Linked to Light Cigarette Use
「低タールたばこ」や「軽いたばこ」として従来のたばこよりも健康に留意していると思われていたタバコが、歌舞伎役者 中村獅童さんのニュースで注目された「肺腺がん」の増加の要因になっているという研究結果が出ました。
→ 歌舞伎俳優の中村獅童さん、初期の肺がん(肺腺がん)と診断|定期的な健康診断で早期発見 について詳しくはこちら
■肺腺がんの特徴
気管支の末端にできる「#肺腺がん」は、肺がんの中でも最も多いタイプのがんです。#肺がん というとタバコとの関連性が高いイメージがありますが、肺腺がんは喫煙習慣による影響は比較的少なく、女性に多いのが特長です。https://t.co/i3YIJam3LJ
— MEDLEY-オンライン病気事典 (@medley_life) 2017年3月24日
- 初期の段階では自覚症状がない
- 気管支の末端にできる肺がんで、肺がんの中でも最も多いタイプで50%から60%を占める
- タバコを吸わない人も発症することが多い
- 女性に多い
→ 肺がんの症状・原因・予防するための検査 について詳しくはこちら
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