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■コレステロール「一律基準値好ましくない」|臨床研究適正評価教育機構
by Scott Akerman(画像:Creative Commons)
高コレステロールは健康にいい?悪い?でも取り上げましたが、現在コレステロールについては論議が起こっています。
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そして、今度は、臨床研究適正評価教育機構がコレステロールの一律基準値は好ましくないとの見解を発表しました。
コレステロール「一律基準値好ましくない」
(2010/10/6、読売新聞)
コレステロールは下げるべきかどうかの論争について、医学研究の中立的評価を目指す「臨床研究適正評価教育機構J―CLEAR」(理事長=桑島巌・東京都健康長寿医療センター副院長)は、「一律の基準値は好ましくなく、男女差や心臓病の経験、高血圧などの有無に応じた基準とするべきだ」との見解をまとめ、ホームページで公表した。
桑島理事長は、「下げるべきだ」との考えは心臓病患者などを対象にした研究が根拠なのに対し、「高めが良い」との主張は一般住民調査に基づくため、論議がかみ合っていないと指摘。
心臓病などの危険性が高い人を対象にした研究結果を、一律に一般人に当てはめると、不要な治療を促しかねない。
特に女性は動脈硬化になりにくい。
一方、一般住民調査は虚弱体質でコレステロールが低い人の死亡も含む可能性があり、これを基に高い方が良いと一概に結論づけることも危険だ、としている。
この意見が一番適切な回答のような気もします。
個人個人で状況は変わってくるので、その人がどのような状況かを判断した上で、適正な数値を判断していくのがよいのでしょうね。
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