男は女の「誘い」を断るべからず


男は女の“誘い”を断るべからず

(2012/1/5、R25)

「要は、その気になれないタイミングでパートナーから求められた時、どのような対応をとるかが問題です。

これについては、米マイアミ大学の心理学者マーガレット・ライト氏が、興味深い調査を行っています。

ライト氏は270人の大学生を対象に、“エッチしたくなった時に、恋人から拒絶されたらどう思うか?”というアンケートをとりました。

その結果、男性に最も多く見られた回答は『気にしない』。

これに対して女性は『気分を害する』、あるいは『それでも求める』という回答が多数を占めました」

エッチしたくなった時に、恋人から拒絶されたらどう思うか?というアンケートをとったところ、男性に最も多くみられた回答は「気にしない」というものだったのに対して、女性は、『気分を害する』、あるいは『それでも求める』という回答が多数を占めたそうです。

このデータからすれば、男性の方が拒絶されることに対して抵抗が少ない、と解釈できる。

それはなぜか?

「簡単にいってしまえば、女性よりも男性の方が、性欲が高まる機会が多いので、欲求が満たされないことに慣れている側面はあるでしょうね。

女性は月経周期に応じて気持ちを高める傾向がありますから、“エッチしたい”と思う頻度は男性より少ないはず」

つまり、男性はそれだけ拒絶されることに対して免疫がある、と内藤先生は補足する。

「ですから、男性は女性から求められた際、多少無理をしてでも応じてあげる寛容さを持てればベスト。それが円満な関係の秘訣にもなるはずです」

男性は女性よりも性欲が高まる機会が多く、欲求が満たされないことに慣れているため、拒絶されることに慣れているそうです。

以前「夫婦円満の秘訣は旦那がベッドの上で妻に尽くすこと!?」という記事でも、男性は、女性よりも、「愛情ある抱擁をするよりも、愛のない性行為の方を好む」傾向が強いと思われていたのですが、研究結果によれば、長期的な関係を望む男性の場合は抱擁を重視しているそうです。

長期的な関係を意識している男性は女性よりも、ハグやキスをすることに幸せを感じ、重要視している。

肌と肌が触れ合うような性行為を好む女性の場合、キスや抱擁だけだとあまり幸せを感じない。

<中略>

今回のレポートの著者であるジュリア・ヘイマンによると、女性は年をとると共にプレッシャーが減ってゆくため、女性の性的な満足度は、年令と共に増してゆくのだという。

長期的にみると、年令を重ねるごとに、二人の関係は徐々に変化(ホルモンの変化なども関係してくると思います)していくので、円満な関係を築くためには、男性は女性から求められた際、多少無理をしてでも応じてあげることが大事なようです。