男性不妊には「精巣を温めてしまう生活習慣」に注意!


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【目次】

■男性不妊には「精巣を温めてしまう生活習慣」に注意!

2013年以降にもっと増える“男性不妊症”とは?

(2013/1/11、GQ)

 では昔と比べ、なぜここまで精子が弱くなってしまったかというと、環境の変化が原因にあげられます。

環境ホルモン、ストレス、タバコ、精巣を温めてしまう生活習慣など、さまざまな悪影響が重なりあい、精子に問題を起こしているんです

えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分?!フランス人男性の精子数、約15年で3分の1減で現代の男性の精子が少なくなり、弱くなっていることなどを取り上げてきましたが、環境の変化や「精巣を温めてしまう生活習慣」に男性不妊症の原因があるようです。

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今回紹介した記事の挿絵の中でも、精巣を温めることを多く取り上げています。


●長時間自転車に乗ること

Cycling oxford

by Tejvan Pettinger(画像:Creative Commons)

長時間自転車に乗ると精子に良くないと言われるのは、

陰嚢が圧迫され精巣をお腹に近づけるので精巣を温め、精子を弱くしてしまう

からだそうです。





●サウナで過度に温めてしまうこと

Sauna

by Thomas Wanhoff(画像:Creative Commons)

ある実験のデータでは、精巣は37度で機能が半分になり、39度でほぼ全滅

するそうです。

サウナが男性不妊の原因に!?熱で精子の数が減少し、その影響は数ヶ月続くと判明!

(2013/3/27、IRORIO)

研究者たちは、普段は通常の精子の働きを持った30代のフィンランド人男性を被験者として、15分間のサウナ入浴を週2回、合計3ヶ月間通い続けてもらい、その後精子の数を調査するという実験を行った。その結果、精子の数は実験を始めたころよりも、終盤に向かってどんどん減少していったそうだ。

<中略>

University of Maryland Medical Centerの泌尿器科医であるDr Andrew Kramerによると、原因は熱にあるとか。実験中の体内温度を観察すると、サウナに入ると陰嚢の体温は3℃も上昇していることが確認されたそう。生物学的に見ても、陰嚢が男性の体からぶら下がっている理由は、体温から冷ますためであり、熱に弱いことは明らかな事実である。

実験によれば、サウナに入ると陰嚢が3度上昇していることが確認されているそうです。

以前紹介した記事によれば、精巣は37度で機能が半分になり、39度でほぼ全滅してしまうというデータもあるそうなので、サウナで過度に体を温めてしまうと、男性不妊の原因にもなりかねないですね。


●膝上でのPC作業

膝上でのPC作業も、精巣を温め造精機能障害の原因

になるそうです。


●スキニーパンツやボクサーパンツ
I Guess There's Nothing Left To Say...

by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)

スキニーパンツやボクサーパンツは熱がこもりやすいため精巣を温めてしまう恐れがあります。

トランクスで精巣をぶらりとさせるほう

がよいようです。

【感想】

現代人のライフスタイル(食生活・ファッション)は精子が減ってしまうようなライフスタイルになっているのかもしれませんと以前も書きましたが、これからはこうしたことを意識したライフスタイルをトレンドにしないといけませんね。

→ 男性不妊の原因・不妊治療・検査 について詳しくはこちら







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