コレステロール値が高く「高脂血症」と診断された人は、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分|東海大


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by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)

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脳卒中:高脂血症の人、死亡率半分 東海大、4万8000人分析

(2010/6/29、毎日新聞)

コレステロール値が高く「高脂血症」と診断された人は、高脂血症ではない人に比べ、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分と低かったとの分析結果を大櫛陽一・東海大医学部教授(医療統計学)らがまとめ、28日発表した。

日本脳卒中学会の機関誌に論文が掲載された。

大櫛陽一・東海大医学部教授らによれば、コレステロール値が高く、高脂血症高コレステロール血症)と診断された人は、そうでない人に比べて、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分だったそうです。

なぜこのようなことになるのでしょうか?

日本動脈硬化学会の高脂血症の診断基準は「LDLコレステロールが血液1デシリットル中140ミリグラム以上」など。

大櫛教授は「コレステロールは血管の材料になるので、高い方が血管の状態がよかったのだろう」と話している。

血管の材料となる悪玉コレステロールが高いほうが血管の状態がよかったと考えられるようです。

悪玉コレステロールはネーミングもあってか、悪者扱いされることが多いですが、人間の体には欠かせないものの一つ。

ただ、バランスが悪くなると体には良くないようです。

今後の研究に注目したいですね。

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