胸の内を書き記すだけで、ケガの治りが早くなる!?


diary writing

by Fredrik Rubensson(画像:Creative Commons)




胸の内を日記等に書き記すだけで、病気やケガの治りが劇的に早くなることが判明

(2013/7/22、IRORIO)

ニュージーランドのオークランド大学が男女50人を対象におこなった実験では、被験者を2つのグループに分け、Aのグループには心の奥底に眠る感情やその日気になったことなどを、Bのグループにはその日のアクティビティなど感情とは関係ないことを、3日間にわたり毎日20分間それぞれ書き記してもらった。その後、全ての被験者の肌を4mmほど採取しその傷口の治癒の様子を観察したところ、採取から11日後の時点でAのグループの76%は完治していたが、Bの完治率は46%で、Aの方が治癒のスピードが速いことが判明したという。

ニュージーランドのオークランド大学が行なった実験によれば、ケガの状態やその日気になったこと、感情について書き記すことにより、治癒が速くなることが分かったそうです。

悩みや苦しみなどの感情を文字にすることによって、考えが整理され、精神が落ち着き、そのことがケガの治癒にもつながると考えられそうです。







P.S.

一つ気になったのは、もしここで書き記した感情が良くない感情だった場合は、書き記したものは捨てた方がさらに良い効果を生むかどうかです。

日記となると残すというイメージがありますが、残しておくことによってかえって悪い結果になることもあるのではないのでしょうか。