ビル・ゲイツ財団が出資した次世代コンドームの新素材「超高強度ヒドロゲル」とは?





参考画像:GIGAZINE

先日「次世代コンドームの研究費用に10万ドルあげます」ービル・ゲイツ財団というニュースをお伝えしましたが、実際に出資された研究チームによって開発が行われているようです。

ビル・ゲイツが出資した肌のような快感を保つ次世代コンドームの新素材「超高強度ヒドロゲル」とは?

(2014/6/10、GIGAZINE)

ビル・ゲイツの財団は快感を保つ「次世代コンドーム」の開発に100万ドル(約1億円)の出資援助を行うことを発表しており、すでにいくつかのプロジェクトが10万ドル(約1000万円)の出資を得ています。オーストラリアにあるウーロンゴン大学の研究チームもその1つで、「見た目も使用感も、まるで本物の肌のようだ」という新素材コンドームを開発中です。

<中略>

ウーロンゴン大学の研究チームは「男性はコンドームを使いたがらない」という問題を解決すべく、新素材である「超高強度ヒドロゲル」を使用したコンドームを開発中。この素材を使うと「本物の肌のような見た目で、何もつけていないような感覚」で使用できるコンドームが作れるとのこと。

今回のプロジェクトの考えのもとになっているのは、「男性がコンドームを使いたがらない」という問題があり、その問題を解決すれば、HIVの感染率を下げることができるのではないかというものです。

2012年の記事ですが、世界のエイズ感染3400万人と言われており、また、2011年の国内のエイズ発症者は過去最多を更新したそうです。(2011年のエイズ発症者、過去最多

防ぐことができる可能性を高めるためにもこうした研究が重要なんですね。







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