「まつげエクステ」トラブル相談 5年で600件|国民生活センター


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by Michael Sandoval(画像:Creative Commons)

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■「まつげエクステ」トラブル相談 5年で600件

まつげエクステ利用に注意を=安全な接着剤開発を要望―国民生活センター

(2015/6/4、時事通信)

国民生活センターは4日、まつげを長く濃くする女性に人気のメーキャップ技術「まつげエクステンション(エクステ)」で目が痛くなったなどの相談が2010年度以降、年間100件以上寄せられているとして、消費者に注意を呼び掛けた。

これまでにも、まつ毛エクステで視力障害も-国民生活センターという記事でまつ毛エクステによる施術でトラブルが起きていることを取り上げましたが、まつげエクステによるトラブル相談が5年で約600件あったそうで、注意を呼び掛けています。

まつげエクステは接着剤で人工毛をまつげなどに接着する技術で、「液が目に染みた」「アレルギー性結膜炎になった」などの相談が12年度の147件をピークに過去5年で毎年100件以上あり、14年度も124件が寄せられた。

記事によれば、施術に使う接着剤の安全性や表示基準に国内では法規制はないそうで、今後は安全性を高めるためにも、成分表示や製造国の表示などが義務付けられることになっていくと思われます。

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こうしたことを受けて、ここ数年「セルフ方式」が広まっているそうです。

■まつげエクステのセルフ方式とは?

【追記(2016/6/4)】

まつげエクステ 規制逃れか…セルフ方式出回る 注意を

(2015/12/27、毎日新聞)

インターネットなどで集めた客に接着剤やピンセットの扱い方を指導し、相場は2〜3時間で1万数千円。一度受講すると、以降は人工毛などの消耗品の費用だけで済む。毎回数千〜1万円が必要な専門店より安価で人気があるという。

まつげに接着剤で人工毛を取り付ける「まつげエクステ」の「セルフ方式(客に有料で指導して自分で付けさせる)」がここ数年で広まっているそうです。

まつげエクステに関する厚生労働省の検討委員を務めた福下公子・日本眼科医会副会長によれば、自分で行なう方法には次のようなリスクがあるそうです。

通常は目を閉じて付けるが、セルフ方式では開けた状態で行うため、接着剤で角膜炎を起こしたりピンセットで目を傷つけたりするリスクが高い。

目の痛みやかぶれで悩まないためにも注意するようにしてくださいね。

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