なぜジャックは魔法の豆と牛を交換したのか?|「ジャックと豆の木」という物語に隠された意味とは?


Jack & the beanstalk 2.0

by Kristian C(画像:Creative Commons)




「ジャックと豆の木」という話を覚えていますか?

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有名なお話なので、覚えている人も多いのではないでしょうか?

ただ、よくよく振り返ってみると、疑問に思うことがあります。

それは、なぜ、お金に困っているジャックが、魔法の豆と牛を交換しようと言われ、その豆が本当に魔法の豆かどうかもわからないのに、牛を手放したかということです。

ジャックと豆の木の隠された意図:「物語」を新しいマネジメント理論で活かす方法とは?(2011/8/27、オルタナティブブログ)によれば、ひょっとすると本当に魔法の豆なのかもしれないという「可能性」にかけたのではないかと書かれています。

海外ドラマ「フレンズ」のエピソードにも同様の話が出てきていて、何かを捨てて可能性を得るというジャックと豆の木が例えとして紹介されています。

悪く言えば、ギャンブラーの発想ともいえそうですが、新しいチャレンジをする上ではリスクを背負うことも必要だということを言っているようにも考えられます。

そして、ここから得られる人生訓として、ジャックと豆の木の隠された意図:「物語」を新しいマネジメント理論で活かす方法とは?(2011/8/27、オルタナティブブログ)では、

「人生で創造的なことに取り組むときには、他の大勢がやらないことであっても、インスピレーションに従って行動をするのがよい」

と書かれています。

周囲の人からどんなに反対にあったとしても、自分の人生における大事な決断をするときには、インスピレーションに従ったほうがよいということではないでしょうか。







P.S.

こうした意味は後付けされているとは思うのですが、大人になって、このようにして物語を読むと面白いですよね。

【参考リンク】