●コエンザイムQ10とは?
コエンザイムQ10とは、身体の細胞内に存在し、赤血球を除く体内のすべての細胞に含まれる補酵素です。体に様々な有益な効果があり、特にエネルギーをつくる時に重要な役割を果たし、抗酸化作用に優れています。
コエンザイムQ10は、1957年米国で発見され、美容・健康補助食品として欧米で高い人気を得ています。
人間は年齢が20歳を過ぎると、体内に含まれるコエンザイムQ10の量は徐々に低下し、ある程度のレベルで欠乏症にあると推測されています。
また病気、ストレス、適度な運動の有無、寒さ、薬物などの影響でもコエンザイムQ10の量は低下します。
コエンザイムQ10の欠乏とエネルギー不足によって、心疾患などの大きな健康障害を引き起こす危険性が強いことが明らかにされています。
人間は体内でコエンザイムQ10をつくり出していますが、年をとるごとにコエンザイムQ10の生産能力が低下するので、普段の食事からのコエンザイムQ10摂取に頼らざるをえなくなるのです。
40歳を過ぎたら、ある程度のレベルの欠乏状態にあると推測されています。
特に高齢の場合や病気の時には相当の欠乏状態でしょう。
コエンザイムQ10は健康維持目的で1日60〜100mg程度が必要とされることから、ある程度の年齢に達すると食品に加えて、栄養補助食品からも積極的に摂取することが大切でしょう。
●コエンザイムQ10の取り上げ方
NHKテレビや民放の健康情報番組で度々取り上げられたこともあって「コエンザイムQ10」の人気が急上昇しています。
コエンザイムQ10をはじめ、これまで医薬品成分だったものが昨年の食薬区分見直しで食品としての流通が認められ多くのサプリメントが登場しました。コエンザイムQ10は、日常的なエネルギー補給など幅広い活用が始まっています。
コエンザイムQ10について詳しくはこちら。
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