■長時間のパソコン使用で冷え・肩こり・眼精疲労の症状を併発
by Foxcroft Academy(画像:Creative Commons)
(2011/1/9、日刊!目の病気ニュース)
パソコン使用時間が長い場合は症状が併発
「現在気になる体の悩み」の項目では、次のような症状を訴える人が多いことがわかった。
冷え 77.8%、肩こり 77.3%、眼精疲労 72.0%
特に、パソコンの使用が1日8時間以上の女性では、
肩こり 86.0%、眼精疲労 86.0%、冷え 84.0%
となり、いずれも80%以上に増加している。
これら3つの症状を併発する率は、パソコンの使用が1時間未満の女性の45.0%に対し、8時間を超えると68.0%と20ポイント以上高くなっていることが結果としてあらわれた。
パソコンの使用時間が長い場合には、肩こり、眼精疲労、冷えといった症状が併発することが多くなるそうです。
仕事の合間にアイケアやエクササイズを
東京・お茶の水の「井上眼科クリニック」の井上賢治院長が、この調査結果の解説を行っている。
眼精疲労、肩こり、冷えに共通して伴うのは局所的な血液循環の低下。
パソコンの画面を長時間同じ姿勢で見続ければ、目、肩だけではなく、足先などの末梢の血液循環が低下し、眼精疲労や肩こりが起こりやすく、体の冷えにもつながるという。
井上院長は
肩こり、眼精疲労、冷えを別々の症状というより、循環症候群として一体的にとらえ、アイケアやエクササイズなどを仕事の合間に取り入れ、複合的に対処することで、女性たちがよりいきいきとした毎日を過ごされることを願っています。
と述べている。パソコンを長時間使用する女性は循環症候群に対処する必要がありそうだ。
この記事にも紹介されているとおり、
肩こり、眼精疲労、冷えといった症状を別々のものとして捉えるのではなく、血液の循環が低下していると捉えるとまた別の見方ができそうです。
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