薄毛の仕組み解明!体質的な薄毛は、毛髪の元になる細胞が足りなくなったことが原因ではなく、その細胞が次の段階に進めないことが原因|米ペンシルベニア大学


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■薄毛の仕組み解明!体質的な薄毛は、毛髪の元になる細胞が足りなくなったことが原因ではなく、その細胞が次の段階に進めないことが原因|米ペンシルベニア大学

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by Marc Levin(画像:Creative Commons)

薄毛の仕組み分かった!

(2011/1/12、読売新聞)

体質的な薄毛は、毛髪の元になる細胞が足りないのではなく、その細胞が次の段階に変化できないことが原因であることを、米ペンシルベニア大学などの研究チームが突きとめた。

この細胞変化を促す薬が開発できれば、薄毛の新たな治療法になる可能性がある。米医学誌に発表した。

薄毛の仕組みが解明されたそうです。

米ペンシルベニア大学などの研究チームによれば、体質的な薄毛は、毛髪の元になる細胞が足りなくなったことが原因ではなく、その細胞が次の段階に進めないことが原因なのだそうです。

毛が生える際には、頭皮にある「幹細胞」が別の「前駆細胞」に変わり、それが「毛母細胞」「角化細胞」などに変化して毛髪を生む。

研究チームは、体質的に薄毛の男性型脱毛症患者54人(40~65歳)の頭皮を採取し、細胞の種類と数を調べた。

薄毛部分と毛が生えた部分を比べたところ、幹細胞の数はほとんど同じだった。

ところが、前駆細胞の数は、薄毛部分で10分の1に減っていた。

薄毛部分と毛が生えた部分を比べたところ、幹細胞の数はほとんど同じだったのですが、前駆細胞の数は薄毛部分で10分の1に減っていたことから、何らかの原因で肝細胞が次の段階に進めないことが薄毛の原因だと考えられます。

つまり、その原因を突き止め、細胞の変化を促すことができれば、薄毛の新たな治療法となることが期待されます。







公開日時: 2011年1月12日 @ 07:45