> 健康・美容チェック > 睡眠不足 > テクノロジーの進歩(スマホ・PC)が睡眠を妨げる原因の一つになっている!?
by Andy Rennie(画像:Creative Commons)
(2011/3/8、TechCrunch Japan)
どうやら人間はテクノロジーへの依存度が高まると、安らかな睡眠をとる能力が低下するらしい。
米国睡眠財団が実施した「2011年アメリカの睡眠」調査による。
報告によるとアメリカ人の95%が、就寝前1時間以内に通信機器(パソコン、携帯電話等)を使用し、これが体内時計に明らかに悪影響を及ぼす結果、十分な睡眠が妨げられているという。
記事によれば、アメリカ人の95%が寝る前1時間以内にパソコンやケータイを使用しており、その結果、十分な睡眠がとれていないそうです。
■通信機器と眠りの関係
悪いのはテクノロジーだ。
報告にある通り、アメリカ人の95%が就寝前1時間以内に通信機器を使っている。
この時間は重要であり、理想的には寝る前に緊張をほぐすことが望ましい。
友達にメールしたり、Facebookをさまよったり、チャーリー・シーンのツイートを読んだり・・。
こうした精神的刺激のいずれもが、脳に活動を続けさせ、体に「もう寝る時間だよ。疲れたでしょ」と伝えるホルモンの分泌を妨げる。
通信機器を使うことで、様々な刺激により、脳が活動を続け、身体に眠りを伝えるホルモンの分泌をさまたげていると考えられるようです。
この記事(FacebookやTwitterの使い過ぎ、ストレス増加も=米大学)によれば、FacebookやTwitterでストレスが増加しているということですので、このことも関係があるかもしれません。
■対応策
可能であれば、寝室は寝るためだけの場所にする。
エンターテイメントシステムを持ち込まない。
<中略>
寝室には寝るためだけに行くこと。
そして、寝る前の1時間は、緊張をほぐす。
テレビを消し、明かりを暗くして、読むとしても〈せいぜい〉軽い読み物にする
最後に、以前紹介した記事から、質のいい睡眠のための3つのポイントを紹介します。
1.『寝る直前に熱いお風呂に入らないこと』
体温が上がりすぎると寝つきにくくなるので、熱いお風呂に入るなら就寝2時間前まで済ませるのがいい。
2.『寝る前のPCやモバイルチェックはしないこと』。
ある研究によれば、就寝前のメールチェックはエスプレッソ2杯分程度の覚醒作用があるといわれているそうです。
3.『帰りにコンビニに寄らないこと』。
コンビニの強い光は、睡眠に向かおうとする体にとっては刺激が強すぎるので、できるだけ避ける。
1日の疲れを解消するためにも、睡眠、特に「質のいい睡眠」は欠かせません。
仕事が忙しく、睡眠時間が十分にとれない人や質のいい睡眠をとれない人も多いのではないでしょうか。
質のいい睡眠をとりたい方は、ぜひ今回の記事を参考にやってみましょう。
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