10000RT:【訃報】モンキー・パンチさん死去 81歳『ルパン三世』シリーズ原作者https://t.co/g5x7RzxU8c pic.twitter.com/eniUBrOSI9
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年4月16日
モンキー・パンチさんが81歳で死去「ルパン三世」シリーズ原作者(2019/4/17、livedoor)によれば、アニメ「ルパン三世」シリーズの原作者として知られる漫画家の「モンキー・パンチ」さんが誤嚥性肺炎のために亡くなりました。81歳でした。
■誤嚥性肺炎とは
高齢者は注意したい!誤嚥性肺炎の気づきにくい症状のサイン!唾液がよく出る健口体操のやり方|高齢者(老人)の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎(厚生労働省統計)で紹介した厚生労働省の人口動態統計の死因別統計によれば、「肺炎」で亡くなる人が年間12万人を超え、肺炎は「がん」「心臓病」に次ぐ第3位となっています。
高齢者にとって肺炎は怖い病気であり、肺炎を引き起こす原因としては、「嚥下障害(えんげしょうがい)」によって起こる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」が挙げられます。
参考画像:高齢化に伴い増加する疾患への対応について(2016/9/2、厚生労働省)|スクリーンショット
厚生労働省の資料によれば、高齢者の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎です。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や飲み物、唾液に含まれた細菌が気管から入り込むことが起こる病気です。
誤嚥性肺炎の症状をまとめてみます。
- 発熱
- 咳が出る
- 喀痰(たんを吐く)
- 元気がない
- 倦怠感
- 食事中にむせる
- 喉が常にゴロゴロ鳴っている
- 唾液が飲み込めない
- 食事に時間がかかる
- たんが汚い
- 呼吸が苦しい
誤嚥性肺炎の場合は、眠っている間に細菌を含む唾液を少しずつ誤嚥することがあり、気づきにくいため、高齢者で上記に挙げた症状がみられる場合には、注意が必要です。
誤嚥性肺炎の予防は、細菌を含む食べ物や唾液の誤嚥を防ぐことが重要となります。
そのため、口の中を清潔に保つ口腔ケアと誤嚥を防ぐ対策が必要になります。
1.口腔ケア
口の中の細菌を繁殖させないようにするために、歯磨き(入れ歯の人は入れ歯の洗浄)で口の中を清潔に保ちましょう。
また、唾液の分泌が減ると、口が乾きやすくなり、雑菌だらけの唾液が肺に入ることで、誤嚥性肺炎を引き起こすおそれがあるので、唾液の分泌をうながすようにしましょう。
●唾液がよく出る健口体操
童謡の「むすんでひらいて」に合わせて口を動かす
「むすんで ひらいて ベロを出して むすんで
またひらいて ベロ出して そのベロを鼻に
ベロを右に ベロを左 ベロをぐるぐる回します」
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また、ドライマウスにも気を付けましょう。
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2.誤嚥を防ぐ対策(嚥下反射を改善する嚥下障害対策)
●胃液の逆流を防ぐ
ゲップや胸焼けなどがある場合は、胃液の逆流が起こりえます。その場合、食後2時間ほど座って身体を起こしていることで、逆流を防止できます。
誤嚥予防のために、食後すぐに横にならずに、2時間程度座った姿勢を保つことで、胃液の逆流を防ぎましょう。
→ 逆流性食道炎の症状・原因・治し方・食事 について詳しくはこちら
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●嚥下体操
嚥下反射を改善させるために、嚥下体操を行ないましょう。
(1)腹式呼吸
鼻から息を吸って、口からゆっくり吐きます。
吸うのを4回、吐くのを8回。
(2)首の体操
- 前に後ろに動かします。
- 右に左に動かします。
- 首筋を伸ばします。
(3)肩の体操・腕の体操
肩をゆっくり上げてそのままにして、ストンと落とす。
片方の腕を上げて、もう片方の手で引っ張ります。
(4)発音練習
唇を使って、「ぱっ・ぱっ・ぱっ」「まっ・まっ・まっ」と発音し、舌を使って「たっ・たっ・たっ」「らっ・らっ・らっ」と発音します。
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