by tiffany terry(画像:Creative Commons)
■薬指の長さと男性ホルモンの関係とは?
「薬指の長さ」が「男性の適性と成功」を予言!?薬指と男性ホルモンとの関係に秘密あり――優秀な金融トレーダーは「薬指が長い」という意外な事実
(2009/1/21、ダイヤモンド)
「薬指の長い」男性は、金融トレーダーとしての資質にかなり優れているようです。これは手相占いではなく、れっきとした科学的研究の結果です。先週、英国の名門ケンブリッジ大学の研究者が権威ある科学誌に発表しました。
薬指が長めの男性は、リスクを厭わない傾向があり、素早い情報処理と意思決定、それを迅速に行動に移す反射能力に優れているようです。そして、これらの特性が役立つ世界で成功する可能性が高いようです。
薬指が長めの男性には、以下のような点が優れているそうです。
- リスクを厭わない傾向
- 素早い情報処理能力
- 素早い意思決定
- それを迅速に行動する反射能力
薬指の長さとそうした能力はどのような関係があるのでしょうか。
これまでの研究から、人差し指に対する薬指の長さの比率は、母親の子宮内で、男性ホルモンの一種のテストステロンにどの程度さらされたかに関連することが示されています。この比率が大きいほど、つまり薬指が長いほど、胎児期に多量のテストステロンにさらされたことを示すと考えられています。
この指比率は、通常、男性では1を超えて、女性では1未満となるそうです。つまり、男性は薬指の方が長く、女性は人差し指の方が長くなります。指の長さは指先から根元の関節までを測定します。
テストステロンは胎児の脳の発達に強力に作用します。子宮内で高いレベルのテストステロンにさらされると、男性的で、強い警戒心または注意力と素早い反応、高い自信、リスクを好む行動、積極性または攻撃性、迅速な意思決定といった特性をもつ傾向があるといいます。
そして、子宮内で露出したテストステロンのレベルは、人生を通して「行動特性」に影響し続けるようです。
すでに、この指比率が大きいことは、テニスやサッカーのような競技性の高いスポーツにおける成功と関係することが報告されています。
薬指が長いほど、胎児期に男性ホルモンのテストステロンに多量にさらされているそうです。
テストステロンにさらされると、男性的で、強い警戒心または注意力と素早い反応、高い自信、リスクを好む行動、積極性または攻撃性、迅速な意思決定といった特性をもつ傾向があるそうです。
こうしてみると、良い点が多いように思いますが、注意しておきたい点もあるようです。
薬指の長い男性は、「セクシーな女性を目にすると、思考力が著しく低下する」こともわかっています。
薬指の長い男性は注意してくださいね。
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