by AJ Cann(画像:Creative Commons)
マイコプラズマ肺炎、急増=過去最多で高止まり―被災地も要注意
(2011/9/29、時事通信)
例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が今夏急増し、高止まりしていることが29日、分かった。
国立感染症研究所(東京)に毎週報告される患者数は6月下旬に過去最多となった後、9月に再び更新。
現在も昨年の2倍で推移している。
東日本大震災の被災地でも増えた県があり、同研究所は早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止を呼び掛けている。
<中略>
同研究所の安井良則主任研究官は「通常は夏に増えても秋には減るのに、むしろ増えており注意が必要だ」と指摘する。
例年、冬に流行するマイコプラズマ肺炎の患者が、夏に急増し、過去最多となっているそうです。
対策としては、早期の受診と手洗いやマスクによる感染防止をすることのようです。
感染症に関するニュースを見かける印象がありますが、例年と比べるとどうなのでしょうか。
震災ストレスによって免疫力が低下しているのかもしれないと考えてしまいますが、実際のところ、どうなのでしょうか。
気になるところです。
■マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎はウイルスと細菌の中間の微生物が原因。
激しいせきと高熱が長引き、髄膜炎や脳炎などを併発する恐れもある。30歳ぐらいまでの若い年代での発症が多いという。