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■2型糖尿病、悪化の恐れ 新型コロナの流行で
Ehimetalor Akhere Unuabona|unsplash
2型糖尿病、悪化の恐れ 新型コロナの流行でhttps://t.co/Nr6oDkbCgZ
✅在宅勤務と外出自粛で蓄積されたストレス→飲酒や食事の量が増加
✅スポーツジムなどの閉鎖で運動不足
→糖尿病の病状悪化糖尿病の症状・初期症状チェックhttps://t.co/rBJl9l3NyW
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 17, 2020
国際医療福祉大学三田病院の坂本昌也教授によれば、通常、夏は暑さによる血管の拡張で血圧が下がったり、活動量が増大したりすることで血糖の状態は他の季節より改善する傾向があるのに「今年の夏は逆に少し悪化している患者が多い」そうです。https://t.co/Nr6oDkbCgZ
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つまり、本来であれば比較的改善されやすい夏に糖尿病の評価指標「HbA1c」の数値が悪化している40~60代の患者は注意が必要だということですね。気になる方は糖尿病専門医の診断を「夏」の間に受けておきましょう。
糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)https://t.co/iJGIbQ2ePw
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糖尿病患者の治療継続は半数にとどまる|なぜ治療が続けられないのか?によれば、糖尿病患者の大半が腎障害などの合併症に不安を感じ、治療の重要性を認識しているにもかかわらず、きちんと治療を継続できている人は半数程度にとどまることがわかっています。
糖尿病患者の方は、糖尿病腎症や糖尿病網膜症など糖尿病の合併症だけではなく、糖尿病に伴いなりやすくなる病気(心筋梗塞、脳卒中)への不安を抱いているようです。
糖尿病の合併症を予防するには、医師と相談しながら、治療を継続していく必要があり、患者の大半もその治療方針を理解し、治療の重要性を認識しています。
しかし、なぜか治療を継続していくことができない人が半数もいるのです。
理由としては、治療に伴う経済的な負担や治療継続へのストレスから治療を続けていくことができないようです。
糖尿病アプリで行動が変化し、空腹時血糖値や収縮期血圧が試験前より改善|東大病院によれば、脇嘉代さん(東京大学大学院 医学系研究科 健康空間情報学講座 特任准教授)は、糖尿病患者向けの生活習慣の改善や糖尿病の自己管理のためのアプリ「DialBetics」を開発し、東京大学医学部附属病院の2型糖尿病患者を対象に、測定(DialBetics利用)・非測定(非利用)の2群に分けて、3カ月間のHbA1cなどの変化を比較するという実験を行なったそうです。
測定群では、食物繊維を多く摂取し、炭水化物は減らすなど生活習慣に変化が見られ、また測定結果も空腹時血糖値や収縮期血圧などが試験前より改善する傾向があったそうです。
今回の新型コロナでは、在宅勤務と外出自粛で蓄積されたストレスが増え、それが飲酒や食事の量の増加につながっていたり、通勤をしないことによって運動ができなかったりと、生活習慣に大きな変化が出ています。
それに加えて、病院で診てもらうことに対する抵抗感もあり、治療継続へのストレスもあることから、ますます糖尿病のリスクが高くなっていると考えられます。
だからこそ、リモートで糖尿病治療の受診ができるような仕組みになったり、アプリで健康管理をしていって病院がサポートをしていく仕組みに切り替えていく必要があるのではないでしょうか?