by mrhayata(画像:Creative Commons)
スマホの“繋がらないストレス”は満員電車以上
(2011/10/22、oricon)
電車の乗客が空いている車内でもスマートフォンが繋がりにくいだけで、満員電車に乗っている時以上のストレスを感じることがわかった。
これは杏林大学の古賀良彦教授、ITジャーナリストの神尾寿氏が設立した「スマホストレスラボ」が21日、発表したもの。
電車内で携帯を操作するのが当たり前になった昨今、“繋がりにくさ”は乗客に余計なイライラを与えるようだ。
<中略>
その結果、通勤ラッシュ時の丸ノ内線(赤坂見附―新宿間)でスマホを使った場合の心理ストレスは、何もせずに満員電車に乗っている時に比べ2倍に上昇。
また、身体的ストレスも「針穴通しを10分以上続けるストレスに相当する」(同ラボ)という結果が出た。
また、空いているJR山手線で計測したところ、ほとんどの区間で“繋がりにくいストレス”を感じやすいことが判明。
特に品川~渋谷間は高いストレスが検出され、心理評価、唾液ストレスマーカー計測、心拍数のすべてで満員電車に乗った時以上のストレス数値に。
杏林大学の古賀良彦教授、ITジャーナリストの神尾寿氏が設立した「スマホストレスラボ」によれば、電車の乗客が空いている車内でもスマートフォンがつながりにくいだけで、満員電車に乗っている時以上のストレスを感じることがわかったそうです。
ストレスによる心の負担を考えれば、”速さ”よりも”つながりやすさ”をスマホ選びの基準にしたほうが良いのかもしれません。