> 健康・美容チェック > 認知症 > 12の危険因子を知って認知症を予防しよう!
認知症の予防につながる9つのリスク要因|中年期の聴力低下・中等教育の未修了・喫煙・うつ・運動不足・社会的孤立・高血圧・肥満・2型糖尿病では英医学誌The Lancet(ランセット)に掲載された論文で、認知症のうち3件に1件は脳の健康によい生活習慣・行動をすることにより予防できる可能性があるとして、認知症の予防につながる9つのリスク要因を紹介しましたが、新たな論文で「過度のアルコール消費、外傷性脳損傷、大気汚染」が危険因子として追加されました。
【参考リンク】
- Gill Livingston, Jonathan Huntley, Andrew Sommerlad, David Ames, Clive Ballard, Sube Banerjee, et al.Dementia prevention, intervention, and care: 2020 report of the Lancet Commission THE LANCET COMMISSIONS| VOLUME 396, ISSUE 10248, P413-446, AUGUST 08, 2020 DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(20)30367-6
【子供・青年期】
1)子供たちに初等・中等教育を提供する
【中年期】
2)難聴への対策(補聴器など)
3)外傷性脳損傷を防ぐ(頭部のけがを防ぐ)
4)高血圧対策
5)過度のアルコール摂取を避ける
6)肥満対策
【晩年期】
7)禁煙
8)うつ病予防
9)社会的交流・社会的接触を増やして社会的孤立を防ぐ
10)大気汚染を減らす
11)運動不足を解消する
12)糖尿病予防
→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら
参考画像:認知症のリスク因子について|首相官邸
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