元AKBエースの30歳 排泄の悩みを赤裸々告白 ロケ中に知らない家に1人で訪問し「トイレ貸して」(2024/7/17、デイリースポーツ)によれば、「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)に出演した元AKB48で俳優の島崎遥香さんがトイレが近いのが悩みで、寝る前に10回以上トイレに行くことを告白しました。
このようなニュースを以前観たら「頻尿かな?」と思ってしまいましたが、ばあちゃん(母)、泌尿器科へ行く!を経験した後には、「もしかすると溢流性失禁(尿を出し切ることができないためトイレに行く回数が増える)の可能性もありそう?」と思うようになりました。
他にもいろんな可能性が考えられます。
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■まとめ
泌尿器科で診てもらった経験から考えると、人は思い込みがあると正しい病気が見つからない可能性があるということです。
尿意が我慢できない原因はそもそも何にあるのか?
ばあちゃん(母)のケースのように尿の出が悪いために何度もトイレに行ってしまうこともあったり、人によっては緊張のあまり、例えば仕事であったり、眠りたいのにトイレに起きると眠れなくなるから何度もトイレに行かないと気が済まなくなったり、などいろんな可能性が考えられます。
こういう時こそ専門家の意見を聞くことが大事なのではないでしょうか?
更年期障害や生理に関すること、排泄トラブルなどは受診するハードルが高いと感じる人も多いと思います。
しかし、大人用紙オムツの売上が子供用オムツの売上を追い抜いた!?|日本の紙おむつが国際規格化|高齢化社会がビジネスチャンスに変わる!?によれば、高齢化社会の日本ではすでに排泄トラブルは珍しいことではなく、4人に1人が排泄トラブルを経験したことがあるそうで、誰しもが経験する可能性があります。
厚生労働省の13年のまとめによると、尿失禁の経験者は約153万人で、このうち65歳以上は121万人と全体の約8割を占めています。
尿もれ、便漏れといった軽失禁商品の市場は前年比110%の伸びを見せ、団塊世代が後期高齢者となる2025年にはもっと多くの人が排泄トラブルを経験することが予想されます。
しかし、排泄トラブルを抱えているにもかかわらず、その対処をしていない人が46.3%いるという結果が出ています。
排泄トラブルを抱えている人は、根本的な対処をすることができずに、外出を控えたり(運動不足の可能性)、水分補給を控えたり(熱中症リスクが高まる可能性)といった健康にとってリスクある行動を選びがちになってしまうようです。
排泄ケアに取り組むことは高齢化社会の真っただ中にいる私たちにとって考える必要のある問題なのです。
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もっと気軽に専門家の意見を聞くという感じで病院で診てもらうというようになれば、早期の段階で治療ができるのではないでしょうか?(医療費負担も軽くなるはずです)