「Health」カテゴリーアーカイブ

週3回のフライドポテトで2型糖尿病リスクが20%上昇!




ハーバード大学の研究によれば、週3回のフライドポテトによって2型糖尿病リスクが20%上昇することがわかりました。

→ 糖尿病の症状(初期症状)・チェック について詳しくはこちら

■結果

●週に3回じゃがいもの摂取が増えるごとに、2型糖尿病のリスクが約5%上昇。
→じゃがいもはでんぷんが多く、血糖値が上がりやすい。

●週に3回フライドポテトの摂取が増えるごとにリスクが20%上昇。
→ 油で揚げて高カロリー・高脂肪になるのが原因と考えられます。

●じゃがいもを全粒穀物(玄米・オートミールなど)に置き換えるとリスク低下(総じゃがいもで8%、フライドポテトで19%低下)。白米に置き換えると逆にリスク上昇する傾向。=置き換え効果

●焼き・ゆで・マッシュポテトは食物繊維やカリウムなどの栄養素が残りやすい。

これらはリスク上昇と有意な関連なし。ほぼ中立でした。
置き換えの効果(Substitution分析) ← ここが面白い!

■まとめ

今回の研究を参考にすると、同じ食材でも調理法によって健康への影響が変わるということなんですね。

例えば、糖尿病を予防するには、調理法を変えたり、「フライドポテトを減らして、玄米やオートミールを増やす」と置き換えを意識するといいのではないでしょうか?

→ 糖尿病の症状(初期症状)・チェック について詳しくはこちら

【参考文献】







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

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同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

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この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

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「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

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アルツハイマー型認知症は3型糖尿病(脳の糖尿病)!?この仮説の背景とは?




アルツハイマー病が第3の糖尿病と呼ばれる理由…糖の摂りすぎが脳細胞を破壊しかねないインスリンの恐怖(2026年5月24日、集英社オンライン)によれば、

近年、世界中の研究者の間で、「アルツハイマー病を3つ目の糖尿病として、『3型糖尿病』と呼ぶべきではないか」という議論が活発に行われています。

ということで、アルツハイマー型認知症が3型糖尿病と呼ばれていることについて調べてみたいと思います。

正確に言えば、3型糖尿病は公式な診断名ではなく、2005年頃に米国ブラウン大学のSuzanne M. de la Monteらの研究グループが提唱したもので、彼らはアルツハイマー病(AD)の脳で、インスリンとインスリン様成長因子(IGF)のシグナル伝達異常が見られることを発見し、「脳特異的な糖尿病」として「Type 3 Diabetes」と呼ぶことを提案しています。

【参考文献】

■背景

アルツハイマー型認知症を脳の糖尿病とみなす仮説には3つの理由があります。

1)脳内のインスリン抵抗性

脳の神経細胞はエネルギー源としてブドウ糖を必要とし、インスリンがその取り込みや利用を助け、記憶・学習を支え、神経細胞を保護する役割を果たします。アルツハイマー病の脳では、このインスリンシグナルが低下(抵抗性が生じ)し、脳細胞がエネルギー不足に陥りやすくなります。これは2型糖尿病の全身的なインスリン抵抗性に似ています。

2)糖尿病患者のアルツハイマー病リスク上昇

2型糖尿病があると、アルツハイマー病のリスクが約1.5〜2倍(研究によってはそれ以上)高くなるという疫学データが多数あります(例: 久山町研究など)。逆に、アルツハイマー病の脳でも糖代謝異常が見られます。

【補足】

糖尿病患者の半数でアルツハイマーの初期症状を確認で紹介した加古川市内の病院に勤務する医師らの臨床研究によれば、糖尿病の通院患者の半数以上に、「海馬傍回(かいばぼうかい)」と呼ばれる脳の部位が萎縮(いしゅく)するアルツハイマー病の初期症状がみられることがわかったそうです。

インスリンには記憶、学習機能を高める作用もあり、糖尿病でインスリン反応性が低下することが、アルツハイマー病発症につながっている可能性があるようです。

インスリン抵抗性を伴った2 型糖尿病にアルツハイマーのリスク|九大研究によれば、インスリン抵抗性を伴った2型糖尿病の場合、アルツハイマーの発症に関係があるとされるプラークが形成されるリスクが高くなるという研究結果が発表されたそうです。

九州大学の研究によれば、血糖値の異常が認められた患者にはプラークが形成されるリスクが高いという結果がでたそうです。

論文を執筆した九州大学の佐々木健介さんによれば、インスリン抵抗性がプラーク形成の原因と結論するにはさらに研究を進める必要があるものの、糖尿病をコントロールすることによってアルツハイマーを予防できる可能性があるとしています。

【関連記事】

3)共通の病理メカニズム

●高血糖やインスリン異常がアミロイドβの分解を妨げる(インスリン分解酵素がインスリンを優先的に処理し、アミロイドβが溜まりやすくなる)。
●タウ蛋白の異常リン酸化の促進。
●酸化ストレス、炎症、血管障害の悪化。

■まとめ

糖尿病がなくてもアルツハイマー型認知症になるケースはあり、その逆もまた然りで、アルツハイマー病のすべてがインスリン異常によるわけではなく、遺伝・加齢・生活習慣などが複合的に関与していることから「アルツハイマー型認知症は3型糖尿病」という考え方は公式に認められているわけではなありません。

ただこの考え方はアルツハイマー型認知症を予防するための考え方として非常に有効で、「血糖値をコントロールすれば、体だけでなく、脳の健康も守ることにつながるよ」というのは予防医学的にはわかりやすいアプローチになるのではないでしょうか?

→ 血糖値とは|血糖値を下げる食品・正常値・空腹時血糖値・食後血糖値 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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ブルーベリーを週2-3回食べている人は糖尿病にかかる割合が低くなる!【あさイチ】




2014年7月8日のNHK「あさイチ」のテーマは「ブルーベリー活用術」でした。

■ブルーベリーを週2-3回食べている人は糖尿病にかかる割合が低くなる!

ブルーベリーに含まれる色素成分「アントシアニン」はポリフェノールの中で抗酸化作用が強く、ブルーベリーを週2-3回食べている人は糖尿病にかかる割合が低くなると発表されています。

その論文によれば、ブルーベリー、ブドウ、リンゴといった特定の果物の摂取量が多いと、2型糖尿病リスクの低下と有意な関連があり、この中でもブルーベリーが最も2型糖尿病リスクを下げる結果となっています。

またそのほかの論文を参考にするとアントシアニンを含むブルーベリーの摂取量が多いと2型糖尿病リスクが低下することがわかりました。

→ ブルーベリーの健康効果 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の症状・初期症状チェック について詳しくはこちら

→ 糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら

【参考リンク】

【関連記事】

■ブルーベリージュースの作り方!

【材料(3人分)】
・冷凍ブルーベリー 200g
・氷 適量
・水 300ml
・レモン汁 適量

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【作り方】
1.材料を入れて、ミキサーにかけるだけ。

ポイントはレモン汁を加えること!

アントシアニンは実の中では安定した状態になっていますが、水と一緒にミキサーにかけると、不安定になって酸化しやすくなり、その結果、色も黒っぽく変わってしまいますので、レモンのような酸性の物質を加えると、酸とアントシアニンが反応してアントシアニンは赤紫色に変化し、安定して、抗酸化作用も保たれます。

【関連記事】

■ブルーベリーの葉は抗酸化作用が実の10倍!

宮崎大学の國武久登教授によれば、ブルーベリーのより葉っぱの方が抗酸化性が 10 倍あるので、葉っぱをお茶にして飲むのがおすすめ!

【作り方】

色の濃い葉を 20 枚ほど水洗いし、電子レンジで 1 分加熱してからフライパンで 2~3 分炒め、バリバリ状態にしてお湯を注ぐ。

ブルーベリー茶には脂肪肝や肝硬変を抑制する効果もあるそうです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

【関連記事】







※この情報は、NHK「あさイチ」の情報発信をベースに、25年間の運営実績を持つハクライドウが科学論文を参考にさらに補足を加えています。

「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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中高年こそ脳の「転換点」 / 40〜60歳の生活習慣が将来の認知症リスクを決める




ある論文によれば、「中高年こそが脳の老化の重要な『転換点』かもしれない」と意識して、中高年で生活習慣を改善することが将来の認知症リスクを下げることが期待できます。

→ 認知症予防に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

■背景

これまで高齢期(60歳以上)の脳の老化や認知低下はたくさん研究されてきましたが、中高年期(だいたい40〜60歳くらい)はあまり注目されていませんでした。

■老化は「直線的」ではなく「非線形(段階的)」に進む

年を取るにつれて脳や体は徐々に変化しますが、すべてが同じスピードで進むわけではありません。

ある変化はゆっくり直線的に進みますがが、中高年で急に加速したり、急変したりするものがあります。

例:記憶力、反応時間、歩行時の認知負荷への対応、白質のintegrity(白質の健全性)、機能的つながり、炎症関連の変化など。

■中高年で特に目立つ脳の変化

●エピソード記憶(日常の出来事の記憶)が不安定になりやすい。練習効果(何度もテストすると良くなる現象)が60歳頃から減る人も出てくる。
●海馬(記憶に関わる部位)の体積減少が加速。白質(神経繊維の束)の減少も中高年で目立つ。
●シナプス関連遺伝子、炎症、mTOR(老化に関わる経路)などの発現が中高年で急変。
●中高年で神経炎症が増加傾向。

これらの変化の個人差が大きく、将来の認知症リスクを予測するサインになる可能性が高いです。

■女性特有のポイント

閉経(平均50歳前後)は中高年の大きなイベントで、ホルモン変化が脳に非線形な影響を与え、認知や脳構造に影響する可能性があります。

■脳以外の体(末梢)の影響が大きい

●血流中の分子や全身の炎症、血管の健康などが脳の老化を加速させる。
●中高年の生活習慣(運動、食事、飲酒、喫煙、肥満、高血圧など)が将来の脳の健康に特に重要。

■まとめ

●老化は「直線的」ではなく「非線形(段階的)」に進む
●女性は閉経(平均50歳前後)によるホルモン変化が脳に非線形な影響を与える
●中高年の生活習慣が将来の脳の健康に影響を与える

脳ではなく老化の研究においても、人によって急速に老化する人とゆっくり老化する人に分かれ、急速に老化する人は認知機能の低下も早いことがわかっています。

またスタンフォード大学が行った研究によれば、加齢は線形に進むのではなく、非線形で、特定の年齢で急激にシフトすることから、今回紹介した研究と共通しています。

【補足】

1年で老化する速度はゆっくり老化する人と急速に老化する人では最大6倍の差がある!によれば、老化の速度は人によって大きく異なり、老化を「生物学的年齢」(体の実際の衰え具合)を測定したところ、1年間で老化する速度が、0.4年分(ゆっくり老化)から2.4年分(急速に老化)と、最大で約6倍の差があることを発見しました。

急速に老化する人は、認知機能や身体能力の低下も早く、将来の病気リスクが高い傾向にありました。

ゆっくり老化する人は、見た目や健康状態が若く保たれ、45歳でも30代のような体力を維持している一方、急速に老化する人は、疲れやすさや慢性疾患の兆候が早く現れました。

つまり、この研究のポイントは老化は生活習慣などでコントロールできるということです。

加齢は特定の年齢(34歳、60歳、78歳)で急激に変化する!で紹介したスタンフォード大学が行った研究によれば、加齢は「少しずつゆっくり進む」ものではなく、特定の年齢で急激に変化する「急変点」があることがわかりました。

つまり、加齢とは単なる時間の積み重ねではなく、段階的に「シフト」しているといえるのではないかという考え方です。

以上を踏まえると、中高年は「まだ大丈夫」な時期ではなく、「今が一番効く」予防の黄金期と言えます。

運動(特に有酸素運動)を習慣づけ、バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス管理を心がけることで、脳の健康寿命を延ばせる可能性があります。

→ 認知症予防に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

【参考文献】

  • Dohm-Hansen S, English JA, Lavelle A, Fitzsimons CP, Lucassen PJ, Nolan YM. The ‘middle-aging’ brain. Trends Neurosci. 2024 Apr;47(4):259-272. doi: 10.1016/j.tins.2024.02.001. Epub 2024 Mar 19. PMID: 38508906.







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もし、

なぜこういう考え方になるのか

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日本人の大腸がんが増えている!?その原因とは?




肉の食べすぎでは説明できない…日本人の大腸がんが世界トップクラスに増えた本当の理由(2026年6月4日、Newsweek)によれば、内科医・医学博士の奥田昌子さんは、大腸がんが日本人で急増している背景について、日本人の体質(欧米人とは異なる腸の長さや遺伝的要因)が影響していると指摘し、特に食生活だけでなく、運動不足や飲酒の習慣がリスクを大きく高めると警鐘を鳴らしています。

●遺伝(家族歴)と大腸がん

【家庭料理の視点から】大腸がんの35%が遺伝性!家族・近親者が発症したら4つのサインに気を付けよう!によれば、遺伝性大腸がんと家族性大腸がんの35%程度が何らかの原因で遺伝子がかかわっている大腸がんということです。

●運動不足と大腸がん

【モーニングショー】大腸がんチェックリスト/50歳未満の大腸がんの患者が増えている大腸がん患者の再発リスクを下げるのは「運動」!死亡リスクが37%低くなる!によれば、大腸がんの手術と化学療法を受けた患者が、3年間の計画的な運動プログラムに参加することで、病気の再発を抑え、生存期間を延ばす可能性があることがわかりました。

大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学によれば、大腸がんの危険度チェックの項目の一つに運動不足があり、毎日合計60分歩く程度の運動をしていない方が該当します。

→たとえば、ほとんど座って仕事をしている人なら、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な身体活動に加えて、週に1回程度は活発な運動(60分程度の早歩きや30分程度のランニングなど)を加えましょう。

がんになっても長生きできる生活習慣|#たけしの家庭の医学では、がんリスクを下げる条件として、「週2回以上息がはずむ程度の運動をしている」が挙げられており、運動は大腸ガン・乳癌(閉経後)・子宮体がんのリスクを下げると紹介されています。

身体活動が多い男性は、結腸がんの発症率が40%以上低くなっているという結果も出ています。

【参考文献】

●飲酒と大腸がん

葉酸代謝と大腸腺腫との関連|国立がん研究センターのがん検診受診者を対象とした研究 |国立がん研究センター

アルコール摂取と大腸腺腫との間には、統計学的有意な正の関連が見られました(傾向性P = 0.04)。非飲酒グループに比べ、週300g以上飲酒している大量飲酒グループでは、大腸腺腫のリスクが約1.5倍上昇していました。

飲酒と大腸がんリスク|科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究|国立がん研究センター

男性では、23-45.9g/日、46-68.9g/日、69-91.9g/日、92g以上/日のグループでまったく飲まないグループよりもそれぞれ1.4倍、2.0倍、2.2倍、3.0倍と、量が増えるほどリスクが高くなりました。1日のアルコール摂取量が15g増えるごとに、大腸がんリスクが約10%増えると推定されます。部位別には、結腸がんでも直腸がんでも同様の傾向が見られました。

女性では、23g以上/日のグループでまったく飲まないグループよりも大腸がんリスクは1.6倍、結腸がんリスクは1.7倍、直腸がんリスクは2.4倍高いという結果でした。男性と同様に、1日のアルコール摂取量が15g増えるごとに、大腸がんリスクが約10%増えると推定されます。

アルコールの摂取量が増えれば増えるほど大腸がんのリスクが増えるという結果が出ています。

●魚と大腸がん

また、魚からEPA、DHAを多く摂取しているグループは、結腸の入り口付近にできる大腸がんの発症率が40%下がることが明らかになっています。

【参考文献】

青魚の缶詰を週に1〜2個食べると大腸がんリスクが下がる!で紹介した『Nutrients』誌に掲載された研究によれば、青魚の缶詰を週1-2個食べたグループはそうでないグループに比べて大腸がんリスクが下がっていることがわかりました。

■まとめ

今回の記事は大腸がんが日本人で急増しているのには、日本人ならではの体質(欧米人とは異なる腸の長さや遺伝的要因)があったり、運動不足(デスクワーク)や飲酒の習慣が関係しているのではないかという内容なのですが、実は世界的なトレンドとして若い世代で大腸がんの発生率が高まっているという問題もあるんです。

大腸がんはもはや高齢者の病気ではない!若い世代で大腸がんの発生率が高まっている理由とは?では、貧困によって砂糖入りの飲料や加工食品を選択するなど食事の質が低くなる傾向にあり、そのことが腸内細菌に影響を与えて、大腸がんのリスクを高めているのではないかという説が立てられます。

日本人の大腸がん患者の5割に腸内細菌のコリバクチン毒素が関与か/若年者の大腸がん発症増との関連もによれば、日本人の大腸がん患者の5割に、一部の腸内細菌から分泌されるコリバクチン毒素による変異パターンが存在することが明らかになりました。

コリバクチン毒素による変異パターンは、高齢者症例(70歳以上)と比べて若年者症例(50歳未満、大腸がん全体の約10%を占める)に3倍多い傾向がみられ、日本をはじめ世界的に問題視されている若年者大腸がんの重要な発症要因である可能性が示唆されました。

もちろん個人差に着目するものも大事ですが、俯瞰して世界的なトレンドに注目することも大事なのだと思うんです。

健康格差(貧困)であったり、働き方(デスクワーク)であったり、現代ならではの問題が実は大腸がんの原因だったりするのではないかと。

→ 大腸がんの症状(初期症状)チェック はこちら







【関連記事】

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※この情報は、テレビ番組の情報をベースに、25年間の運営実績を持つハクライドウが科学論文を参考にさらに補足を加えています。

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