【速報】「轟の滝」川遊び後の受診者100人超える “嘔吐・下痢”などの症状 熊本・天草市
(2024/8/22、RKK熊本放送)によれば、熊本県天草市にある「轟の滝」周辺で川遊びをした人の中から109人が下痢や嘔吐の症状を訴えているそうです。
県の保健環境科学研究所で水質や感染症の検査を行ったところ、水質に問題はないそうです。
川の水で集団感染?──熊本で“体調不良”69人に 医師「ノロウイルスの可能性」 細菌性「レプトスピラ症」では死亡例も(2024/8/22、日本テレビ)で紹介されている具芳明医師(東京医科歯科大学病院感染症内科長)によれば、川の水が原因でかかる感染症としてノロウイルス・ロタウイルス・レプトスピラ症・クリプトスポリジウム症・ジアルジア症が挙げられています。
【補足】
●クリプトスポリジウム症
厚生労働省HPによれば、無症状のものから、食欲不振、嘔吐、腹痛、下痢などを呈するものまで様々であるそうです。
【追記(2024/8/28)】
「轟の滝」からノロウイルス検出 下痢・嘔吐症状は120人超に(2024/8/27、毎日新聞)によれば、県は原因が「ノロウイルスの可能性が高い」とする一方、患者と川で検出されたウイルスの遺伝子型が異なることから「断定できない」としています。
川遊び後の“下痢嘔吐” ノロウイルスが関連か 県「水の滞留が原因として考えられる」 熊本・天草市『轟の滝』(2024/8/27、TBS)によれば、県は考えられる要因の一つとして、降水量が少なく、川の水量が減っていて、水の滞留が原因と考えられるそうです。
川遊びをする際に私たちはどのように対策をしたらよいのでしょうか?
1.細菌は目に見えないのできれいな水だからと安心できないので「川の水を飲まない」1
口に入った場合には吐き出す、きれいな水で洗い流すようにしましょう!
2.感染症によっては目・鼻・口の粘膜や傷口からも侵入して感染することがあるので、ケガをしないようにラッシュガードや靴を履いて遊ぶようにしましょう!